【しらさぎS】スイープアワーズ 6歳にして素質開花 宮地厩舎待望の重賞初タイトルだ
2026年6月19日 05:26 6歳にして素質開花を迎えた。スイープアワーズは前走・立雲峡Sで約1年2カ月ぶりのV。父ディープインパクト、母スイープトウショウから受け継いだ切れ味を発揮した。上がり3F32秒9はメンバー2位を0秒7も上回り、重賞級と思えるインパクト。今年2月に宮地厩舎に転厩して3戦目だった。指揮官は「メンタル面と体のバランスに重点を置いて調整してきました。転厩当初に比べて、コントロールが利いてマッチしてきた感じはあります」と手応えをにじませた。
偉大な父の産駒は現6歳がラスト世代。既に6頭中4頭がJRA競走馬登録を抹消している。8歳ディープモンスターは2月にカタールで重賞を制し、産駒の重賞連続勝利はサンデーサイレンスと並ぶ17年に到達。国内でも連続記録を伸ばせるか。「話題性がある馬ですし、縁があって管理させていただいているので、いい結果を残したいですね」と気を引き締めた。
指揮官はディープインパクトの現役時、武邦彦厩舎のスタッフとして栗東でその姿を目にする機会があった。当時の記憶を呼び起こしながら「見た目の印象よりも走らせて凄さが出るタイプですかね」と言う。スイープアワーズにもイメージが重なる面があり「調教ではそこまで感じないんですが、レースに行ってのあの脚を見るとディープインパクトの血統なんだなと思います」とうなずいた。
24年10月に開業してから約1年8カ月。勝てば待望の重賞初タイトルとなる。ここまでの厩舎運営について「いろいろ考えて調教させていただいています。そうしながら厩舎のレベルも上がってくると思う」と振り返り「人気より上の着順で走って厩舎の名前を認知してもらえれば」と意気込んだ。転厩後3走は石清水S11番人気2着、岸和田S8番人気2着同着、立雲峡S4番人気1着で全て人気以上の着順。重賞でも持ち前の剛脚で存在感を示す。
