【北九州記念】データ分析 53キロの3歳牝馬デアヴェローチェ中心だ
2026年6月30日 05:30 過去の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週はサマースプリントシリーズ第2戦「第61回北九州記念」を分析する。8月開催だった23年までを含めた過去10年で5番人気以下が7勝と波乱傾向。荒れるハンデ重賞こそ、データ班の出番だ。
【性齢】過去10年は3~7歳の幅広い世代から勝ち馬が出ている。年齢別の勝ち星トップは4&6歳の3勝。ただ、4歳が【3・1・3・19】で勝率、連対率、複勝率でトップに立つ。近年は3歳も活躍。21年ヨカヨカ、24年ピューロマジックが勝ち、昨年は7番人気だったアブキールベイが3着に好走した。一方、8歳以上は【0・0・0・8】と苦戦必至。馬券は若い世代を中心に組み立てたい。性別では牡・セン馬と牝馬がそれぞれ10連対ずつとイーブンだが、複勝率では牝馬が23・0%で牡・セン馬の13・1%を大きくリードしている。“夏は牝馬”の格言通り、牝馬優勢の傾向だ。
【前走着順】2年前から開催時期が早まり、ステップレースは参考にならない。そこで着順に注目。前走1着馬は【5・7・3・22】の好成績で、回収率は単勝&複勝ともに100%超と優秀だ。中でも前走が芝1200メートル戦で1着だった馬は23年以降、3連勝中で昨年は該当した5頭のうち4頭が1~4着を占めた。
【ハンデ】ハンデ戦らしく、重い重量を背負う実績馬は不振。57・5キロ(牝馬は55・5キロ)以上の馬は【0・4・2・17】と勝ち切れていない。今年該当する58キロのヨシノイースター、57・5キロのフリッカージャブ、ヤマニンアルリフラ、55・5キロの牝馬アブキールベイは割り引きが必要。一方、55キロ(牝馬は53キロ)以下が6勝しており、22年には51キロだったボンボヤージが単勝万馬券の16番人気でV。軽量馬から狙いたい。
【結論】唯一の3歳馬デアヴェローチェを中心に推す。前走・葵Sで重賞初制覇を飾り、2走前から千二に起用されて2戦2勝と距離適性も高い。軽ハンデ53キロを生かせば古馬相手でも通用するはずだ。モルガナイトS勝ち馬で、ハンデ55キロの4歳牝馬サウンドモリアーナも上位候補として挙げておきたい。(データ班)

