【新潟2歳S】レッチュベルク差し返しV! “絶好調男”田辺が今夏開催重賞4勝目

2026年8月24日 05:30

<新潟2歳S>レースを制したレッチュベルク(撮影・村上 大輔)

 絶好調男が決めた。田辺がレッチュベルクを重賞Vに導き、JRA重賞通算50勝を達成した。6月28日にラジオNIKKEI賞を制してから、約2カ月で重賞4勝をマークした。

 勝負の分かれ目は直線半ばにあった。早めに動いたトウシンマジックに一度はかわされたが慌てない。「(トウシンマジックが)思ったよりも早めに仕掛けたので、僕の感覚が正しければ止まるだろうなと思って、追い出しを待っていた」。冷静に我慢したことで、ゴール前でもうひと伸び。鮮やかに差し返した。

 新馬戦で騎乗した荻野極が9日に落馬負傷。田辺に白羽の矢が立った。久保田師は「この夏、好調な田辺君を押さえられたのも良かった」と笑顔。チャンスを生かした鞍上は「調教の動きも良かったし、結果を出せて良かった」と語った。

 ゆかりの地での重賞Vだ。馬主の村木克子氏は新潟馬主会に所属。新馬勝ちの後は早々と新潟2歳Sに照準を定めた。指揮官は「地元で勝ててホッとしている。馬主さんも“格別です”と言っていた」と喜んだ。次走は未定だが「距離は延ばしていきたいと思っている」と指揮官。鞍上は「オープンに行っても恥ずかしくない馬だと思っています」と明るい未来を期待した。2戦連続でメンバー最速の上がり3Fをマーク。切れ味自慢が2歳戦線の主役候補に名乗りを上げた。

 ◇レッチュベルク 父インディチャンプ 母リヴィア(母の父ガリレオ)24年1月24日生まれ 牡2歳 美浦・久保田厩舎所属 馬主・村木克子氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績2戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4215万円 馬名の由来は「スイスのアルプス山脈を横切っている鉄道トンネルの名前」。

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