【パシフィッククラシック】ナイツブリッジぶっちぎりV BCクラシックのオッズ上方修正 4番人気に浮上

2026年8月23日 11:59

ナイツブリッジ(C)Zoe Metz Photo

 米カリフォルニア州デルマー競馬場で開催される夏のビッグイベント「パシフィッククラシックS」(G1、ダート2000メートル、1着賞金60万ドル=約9600万円)は22日(日本時間23日)、11頭で争われ、日本から遠征し、戸崎とのコンビで臨んだ羽田盃&東京ダービー2冠馬フィンガー(牡3=田中博、父ガンランナー)は11着に敗れた。

 五分のスタートから促し、位置を取りに行くも行きっぷりがもうひとつ。道中8番手の位置取りとなり、早々に苦しい手応えとなって後退し、他馬に離されてのゴール入線となった。デビュー8戦で4勝、2着4回と全て連対。9戦目で初の海外遠征、古馬と初対戦で厳しい競馬を強いられた。

 メトロポリタンハンデキャップ2着から前走モンマスCが10馬身1/4差Vとここ2走で力を示し、1番人気に支持されたナイツブリッジ(牡5=W・モット、父ナイキスト)が前々で立ち回って6馬身1/4差で快勝。勝ち時計は良馬場で2分1秒79だった。この勝利により、ブリーダーズCクラシック(10月31日、キーンランド、ダート2000メートル)の優先出走権が与えられる。

 手綱を取ったジュニオール・アルバラード(40)は「いい形で最初のコーナーに入り、バックストレッチで馬が右手前に替えたので、そこで少し息を入れた。馬は相手に合わせて進んでいたけど思ったよりペースが速いのでは…と少し心配になった。ただ、無理をしている感じではなかったし、弾むような走り。直線に向いた時に合図を出せば脚を使ってくれると思ったし、気力で走り切ってくれた。ゴール後、流す時(クールダウン)には馬があまりにも力強く、止めるのに苦労するほど。とても能力が高い」と相棒を称賛。ウィリアム・モット師(73)は「バックストレッチでは飛ばし過ぎているのではないかと思ったし、この距離にしてはかなり厳しいペース。それでも、しっかり脚を残していた」と締まった流れで他馬の体力をそぎつつ、直線で突き放す勝ち方を評価した。

 結果を受けて英国の大手ブックメーカー、bet365社はブリーダーズCクラシックのオッズを修正し、ナイツブリッジを発走前の13倍から11倍に手直し。単独4番人気に浮上した。同じくゴドルフィンが所有する昨年ケンタッキーダービー&ベルモントS2冠馬で8日の前走ホイットニーSを制した僚馬ソヴリンティ(牡4、父イントゥミスチーフ)が4倍で1番人気、昨年ブリーダーズCクラシック覇者フォーエバーヤング(牡5=矢作、父リアルスティール)が5倍で2番人気となっている。

 また、同社のBCダートマイル(同、ダート1600メートル)のオッズはナイツブリッジが4倍で1番人気となっている。


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