【京成杯AH】10番人気ピコローズ差し切った! 三浦歓喜「最後まで一生懸命走ってくれる馬」

2026年9月6日 05:22

<京成杯AH>レースを制したピコローズ(左)と2着エコロブルーム(撮影・村上 大輔)

 距離延長も、初の重賞挑戦も関係ない。成長著しいピコローズが一気の末脚で突き抜けた。好スタートを決めて中団インを確保。焦らず、じっくり脚をためた。抜群の手応えで直線を迎えると、満を持して三浦がゴーサイン。持ち前の加速力でトップスピードに乗せ、ゴール前で差し切った。

 これが今年の重賞初勝利となった鞍上はゴール後、力強くガッツポーズ。「うれしいですね。今までも乗せていただいた馬だったので、なおさら喜びがあります。最後まで一生懸命走ってくれる馬。間を抜けてからの脚は凄い加速力があった」と相棒を称えた。

 重賞初Vへ強い思いで臨んだ。伊藤大師は「重賞だし、失敗してもしようがない。勝負だと思っていた」と振り返った。Wコース最終追いではラスト1F10秒8と負荷をかけた。師は「前は怖くて、あんな追い切りはできなかった」と語る。渾身(こんしん)の仕上げ。馬体重の増加とともに、追い切ってもへこたれない体になった。そこに精神面の成長が加わった。「これだけやっても、馬体重が減らないで出てこられた(前走比4キロ増)。気持ち的にも、体力的にも成長しているなと思った」と指揮官。ハンデ53キロと好条件もかみ合い、重賞タイトルを手にした。

 重賞初挑戦Vで得た確かな手応え。実りの秋にするべく、師は次走について慎重に吟味するとした。秋競馬の開幕日に、牝馬路線に楽しみな新星が現れた。

 ◆ピコローズ 父サトノダイヤモンド、母ルージュノアール(母の父ストーミングホーム)22年5月10日生まれ 牝4歳 美浦・伊藤大厩舎所属 馬主・ビジュピコ 生産者・北海道新ひだか町のチャンピオンズファーム 戦績16戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億1120万1000円 馬名由来は冠名+バラ。

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