【セントライト記念】ジャスティンシカゴ急成長 宮田師も驚き「以前とは別馬」

2026年9月9日 05:30

昨年札幌2歳S以来の重賞挑戦となるジャスティンシカゴ

 日曜中山メインで菊花賞トライアル「第80回セントライト記念」(3着まで優先出走権)が行われる。ジャスティンシカゴは宮田師も驚く成長ぶり。昨年札幌2歳S(12着)以来となる重賞挑戦で、成長を示す。

 開花の時を迎えようとしている。500キロ超の好馬体から繰り出される雄大なフットワーク。2歳時は勝ち気な気性もあって、本来のポテンシャルを出せずにいた。2走前のプリンシパルSは0秒1差の2着に敗れ、惜しくもダービー出走がかなわなかった。前走の東京1勝クラスは2馬身半差の逃げ切り。昨年8月の新馬戦以来となる待望の2勝目を手にした。宮田師は「以前はコントロール不能なくらいだったけど、口向きが凄く改善されてきた。体つきもメリハリがついてきた。これまでに類を見ないくらい、春先は一気に成長した」と成長度に驚く。

 前走後は放牧を挟み、8月上旬に帰厩。Wコースと坂路で入念に乗り込まれてきた。「先週が思ったより動けなかったので、日曜(6日)はある程度時計を出した。やりつつ、しっかり上がってきている」と指揮官。その6日はWコースで5F66秒8~1F11秒3をマーク。約6馬身追走した僚馬ドゥカート(4歳3勝クラス)相手に併入し、状態の良さをアピールした。

 中山は昨年葉牡丹賞で6着に敗れている。それでも宮田師は「以前とは別馬ですし、本来の先行力なら中山がマイナスになる感じはしない。今なら挑戦する価値がある」と前を向いた。強豪相手にひと泡吹かせる準備を、着々と整えていく。

 ≪父スワーヴは中山重賞の鬼≫ジャスティンシカゴの父スワーヴリチャードは中山芝重賞ハンターだ。産駒はJRA重賞10勝、そのうち半分の5勝を中山の芝で挙げている。24年にアーバンシックがこのレースでV。レガレイラは有馬記念、ホープフルS、オールカマーと3勝の実績。今年はグリーンエナジーが京成杯を制した。全てコーナー4つの舞台。血統からも注目される。

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