【スプリンターズS】スターアニス 3歳馬とは思えない完成度 2階級制覇狙える馬体

2026年9月22日 05:30

<スプリンターズS>スターアニス

 鈴木康弘元調教師(82)がG1有力候補の馬体ベスト5をセレクトする「達眼」。秋のG1開幕戦「第60回スプリンターズS」(27日、中山)では重賞2連勝中のフリッカージャブ、スターアニス、パンジャタワー、ルガル、サウンドモリアーナをピックアップした。

 スターアニスは3歳馬とは思えないほど完成度が高い。今春の段階でキ甲がすでに抜けていました。その完成された骨格にはダイワメジャー(母の父)譲りの大きな筋肉を付けている。肩から前胸、尻から臀部にかけての分厚い筋肉は歴戦の牡馬にも引けを取りません。

 阪神JFと桜花賞を完勝したマイルのG1ホースが1200メートルのビッグタイトルに初めて挑みます。マイル戦よりも合っているかもしれません。各部位のつながりがガッチリとしていて遊びがない典型的なスプリンター体形。父(ドレフォン)や母系のスピード色の強い血統を体現したようなつくりです。

 オークス以来4カ月の休養明けとは思えないほど良く仕上がっている。立ち姿には適度な緊張感があります。完成度が高いので3歳のひと夏を越しての成長こそ感じられませんが、マイルとスプリントの2階級制覇を狙える馬体です。

 ◇鈴木 康弘(すずき・やすひろ)1944年(昭19)4月19日生まれ、東京都出身の82歳。早大卒。69年、父・鈴木勝太郎厩舎で調教助手。70~72年、英国に厩舎留学。76年に調教師免許取得、東京競馬場で開業。94~04年に日本調教師会会長。JRA通算795勝。重賞27勝。19年春、厩舎関係者5人目となる旭日章を受章。

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