【スプリンターズS】データで分析 3項目で満点の4歳馬、世代交代で新スプリント王襲名へ
2026年9月22日 05:25 今秋も徹底的に分析しよう。秋のG1開幕戦「第60回スプリンターズS」に国内の実力派スプリンターが集結する。王者サトノレーヴの電撃引退は残念だが目移りする好メンバーとなった。「G1データ王」は過去10年の傾向から5項目、各20点満点のポイント制で勝ち馬を導き出す。トップ評価は新星と呼ぶにふさわしい、連勝中のあの馬。世代交代なる!との結論だ。
<ステップ>例年サマースプリントシリーズを使ってきた馬が大挙、出走する。やはり最重要ステップとなるのは【3・4・1・44】のセントウルS組だ。着順に関係なく20点とする。北九州記念組も2勝を挙げるが今年は不在。【1・2・0・2】のCBC賞組を15点とした。昨年の優勝馬ウインカーネリアンを出したキーンランドC組も【1・1・4・35】と再評価が必要。侮れないのは上半期のG1からの直行馬で【2・0・1・4】の安田記念組はもちろん、【1・1・0・2】の高松宮記念組、ヴィクトリアマイル組も【0・1・0・1】で軽視禁物だ。これらが10点。他5点とした。
<前走着順>前走1着馬が【4・3・3・22】で勝率12.5%、連対率21.9%はともにトップ。前走2着馬も【2・4・0・25】と勝率6.5%で見劣るが連対率19・4%はほぼ互角。22年ジャンダルム(北九州記念17着)、24年ルガル(高松宮記念10着)と2桁着順からの一変Vもあったが基本的には割り引く。前走1着20点、2着15点、3~5着10点、6着以下5点とした。
<年齢>昨年は8歳馬ウインカーネリアンの大駆け(11番人気V)に絶句した。一連のレース内容を分析すれば年齢不問の競馬を続けていたが、あれはレアケースだろう。成績は以下の通り。
3歳 【1・2・1・15】
4歳 【4・4・4・26】
5歳 【2・4・1・37】
6歳 【1・0・3・28】
7歳上【2・0・1・24】
勝ち馬は幅広い世代から出ているが最多4勝を挙げ、2着4回、3着も4回ある4歳馬が中心で20点。連対数2位の5歳馬15点、同3位の3歳馬10点、6歳以上5点とした。
<前走馬体重>6Fの電撃戦。当たりの強さが求められ、近年、中山最終週はパワーを要求される馬場コンディションになる。実際、馬格のあるタイプが好成績を残している。過去5年優勝馬の馬体重は21年ピクシーナイト538キロ、22年ジャンダルム508キロ、23年ママコチャ490キロ、24年ルガル526キロ、25年ウインカーネリアン514キロと牡馬はみんな500キロ超え。一方、480キロ未満の優勝馬となると18年ファインニードル(470キロ)までさかのぼる。前走馬体重(ルガルは直近の計測となった3走前)が510キロ以上の牡馬&480キロ以上の牝馬20点、500~508キロの牡馬&470~478キロの牝馬15点、490~498キロの牡馬&460~468キロの牝馬10点、他5点とした。
<位置取り>先行有利の印象が強い舞台だが逃げた馬は2着3回で未勝利。好位~中団が理想的なポジションだ。前走4角の位置取りに注目し、4番手以内(直線競馬は道中4番手以内)で勝ったのは25年ウインカーネリアンのみで10点。一方、同5、6番手が4勝、2着2回で20点。同じく4勝(2着なし)の同7~9番手を15点、同10番手より後方は5点とした。
<結論>春から破竹の3連勝を飾った4歳馬フリッカージャブが3項目で満点を獲得し、計85点で首位に立つ。世代交代で新スプリント王襲名へ。次点が同世代のレイピア。差す競馬もできて脚質に幅があり、手堅さを評価したい。(データ班)
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