【菊花賞を占う】ロブチェン距離延長楽しみ シートゥサミット“最大の惑星”に
2026年9月22日 05:20 菊花賞トライアル「第74回神戸新聞杯」は21日、阪神競馬場で行われ、松山弘平(36)騎乗のロブチェンが中団追走から直線、長く脚を使って鼻差V。20年コントレイル以来、6年ぶり史上9頭目の3冠制覇が懸かる菊花賞(10月25日、京都)へ、視界良好だ。2着アルトラムス、3着シートゥサミットを合わせた上位3頭が本番の優先出走権を獲得した。
わずか鼻差にヒヤリとしたファンも多かったはず。着差的には辛勝。それでも圧倒的1番人気を背負って勝ち切ったところにロブチェンの強さがある。理想は好位からでも松山は切り替え、馬を信じて末脚を生かす形に。スローでつらい競馬になったが同時に豊富な持久力を感じさせた。元より陣営は3冠を前にして「スタミナこそ最大の武器」と豪語する。父は19年菊花賞馬で21年天皇賞・春も制したワールドプレミア。距離が3F延びる菊花賞こそ、ポテンシャルを余すことなく発揮できる舞台になる。前哨戦を落とさなかった勝負強さを評価したい。
2、3着に来た2頭の内容が良く、本番に直結。好敵手になりそうだ。1勝クラスの身で11番人気ながら3着に入ったシートゥサミットが本番で最大の惑星になる。折り合い不問で、いくらでも距離が延びていいタイプ。馬体の良さも目を引いた。直線、最内を突く策で鼻差まで迫ったアルトラムスもダービーの0秒4差6着がフロックではないことを証明。こちらも胸を張って本番に向かえる。
前週、中山のセントライト記念組は波乱の決着だったこともあり、レベルが問われる。反撃があるならバステールか。13着と大敗を喫したが調教の内容からも明らかに本番を見据えた仕上げ。1週前追い、最終追いでどこまで状態を引き上げられるか、だろう。
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