【阪神アーバン競馬プレーバック】兵庫生え抜き3人目の快挙 吉村智洋が地方通算4000勝を達成

2026年10月10日 14:00

井上幹太(左)と記念撮影する吉村智洋

 7日の3R(C3、ダート1400メートル、9頭立て)で単勝1・0倍の1番人気アースグレーザー(牡4=長倉、父サングレーザー)に騎乗した吉村智洋(41=飯田)が勝利し、地方通算4000勝を達成。兵庫の生え抜き騎手では田中学(現調教師)、下原理に次いで史上3人目となった。

 圧倒的な人気馬で2着と3馬身半差の快勝。“兵庫の帝王”の愛称にふさわしいメモリアル勝利だった。同日の9R後にインタビューが行われ、2024年の大みそかに落馬で戦線離脱を余儀なくされた際には「いったんやめようかとも思った」と明かしたが「支えてくれる人もいて、戻ってくることができた」と感謝。節目の1勝をかみ締めた。

 今年は3月11日に船橋で行われたダイオライト記念(Jpn2、ダート2400メートル、12頭立て)でオディロン(牡7=森沢、父キタサンブラック)を1着に導き、自身初となるダートグレード競走勝利。「獲ろうと思って獲れるものでもないですし、やっと勝てたという感じです。挑戦しないことには結果は出ない」と、今後も強い相手に挑んでいく意志をにじませた。

 15日には2冠馬ゴッドフェンサー(牡=盛本、父ルヴァンスレーヴ)の3冠が懸かった園田オータムトロフィー(3歳、ダート1700メートル)に引き続き同馬とコンビを組んで挑む。「そんなに世の中は甘くないと思っているので、しっかり気を引き締めてレースに挑みたいと思います」。4000勝は通過点。高い技術の上に高い理想と意欲を持って、まだまだ勝利を積み重ねていく。

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