【スワンS】ダイヤモンドノット 最内抜け出しV 初コンビの横山武7年連続重賞勝ち

2026年10月13日 05:24

京都11R・スワンSを制したダイヤモンドノット(左、撮影・長谷川 柚香)

 G2「第69回スワンS」が12日、京都競馬場で行われ、2番人気の3歳馬ダイヤモンドノットが好位から抜け出して重賞3勝目。初コンビの横山武史(27)は7日の大井ジャパンダートクラシック(シルバーレシオ)から中4日での重賞Vとなり、JRA重賞は20年から7年連続の勝利となった。馬主の金子真人ホールディングスは日曜のアイルランドT(カムニャック)に続き、2日連続のG2勝利となった。

 得意の7F戦で輝きを取り戻した。ダイヤモンドノットが直線、内から抜け出して勝負を決めたかと思いきや、大外から伏兵スズハロームが強襲。2頭が内外離れてゴール板を駆け抜け、約5分を要しての長い写真判定となった。わずか3センチ差の大接戦を制し、横山武は「ゴールした時は頭差ぐらい出ている感触があったんですけど、思ったより際どくて…。ドキドキしていましたけど、勝ててうれしいです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 最内枠から盤石のレース運び。発馬を決めて位置を取りに行った。鞍上は「言い訳できないくらいの絶好枠。逃げ馬の後ろが何が何でも欲しかった」。好位で進め、直線でもインにこだわった。逃げて脚色が鈍ったアイサンサンの内に切り込み、スパート。「追い出しての反応がジリっぽい感じでしたけど、まだ3歳でこれからの馬。古馬相手に勝ち切ってくれたのをほめてあげたい」と相棒をねぎらった。テン乗りながら、これまでコンビを組んだ川田からアドバイスを受け、調教でも感触を確かめて持ち味を生かし切った。

 この日、福永厩舎は東京11RのオクトーバーSを勝ち、さらに南部杯もメイショウハチローでJpn1初制覇。JRA、地方の3場でメインジャックの偉業を成し遂げた。盛岡に臨場していた福永師は「枠も良くて、ジョッキーもうまく乗ってくれた」と鞍上の手綱さばきを称えた。

 これで7F戦は【4・1・0・0】とオール連対。昨年の京王杯2歳S、今年のファルコンSに続く重賞3勝目となった。この勝利でマイルCS(11月22日、京都)の優先出走権を手にしたが、指揮官は「今後は阪神カップ(12月26日)かなと思っています」と見通しを語った。7Fのスペシャリストとして、この路線を無双していく。

 ダイヤモンドノット 父ブリックスアンドモルタル 母エンドレスノット(母の父ディープインパクト) 23年3月29日生まれ 牡3歳 栗東・福永厩舎所属 馬主・金子真人ホールディングス 生産者・北海道平取町の坂東牧場 戦績10戦4勝(重賞3勝目) 総獲得賞金1億9652万6000円 馬名の意味は、ひもの端に飾りの輪を作るための結び方。

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