エリザベスついに“連敗女王”に王手

2008年6月4日 06:00

 兵庫県尼崎市の園田競馬で3日、第6レースに出走した7歳牝馬のエリザベスクィーンが6着となり161連敗。中央、地方競馬を通じた最多連敗記録に並んだ。次回出走予定は17日の姫路競馬。16年ぶりの記録更新で不名誉な“連敗女王”となるか。
 地方競馬の記録に残る最多連敗は、1992年に引退した牝馬のハクホークインの161。中央競馬の記録は94。この日のエリザベスクィーンは4番人気。出足は良かったが徐々に後方に下がり、12頭中6着に沈んだ。
 北海道日高町生まれで2003年から北海道、佐賀、愛知などの地方競馬を転戦。07年1月にはハルウララの113連敗を抜き話題となった。
 最近は2着に入るなど調子はよく、調教師の栗林徹治さん(40)はレース後「ここまで来たからには勝ちたい。ひた向きに走っているので応援してほしい」と話した。

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