(2)メイショウサムソン
2008年11月29日 06:00 メイショウサムソンが復調ぶりをアピールした。最終追い切りから一夜明けた28日も坂路を軽く2本。モニターで動きを確認した高橋成師は「追い切った後も変わらず順調。フランスまで行ったくらいだから、輸送も心配ない」と満足げに話した。
凱旋門賞(10着)以来のレース。海外遠征の“後遺症”が懸念されるが、むしろプラスになっているというのが師の見立てだ。「遠征の疲れはないし、違った面が出てきた。馬が生き生きしてきた」と変化を口にする。昨年のジャパンCは断然人気で3着に敗れたが、勝ったアドマイヤムーンとは同タイムで、ウオッカ(4着)には先着した。師は「ウオッカも強くなっているが、あっさり負けるようなことはないやろ。でも、人気はいらんで。騎手も乗りにくいやろうしな」と不敵な笑み。復活Vの可能性は十分にある。