西から裏話 今週も“外国人騎手旋風”
2008年12月5日 07:12 【東西ドキュメント 栗東4日】ぜひ阪神に行かせてほしい、と上司を拝み倒したのが仙波。理由は陣営のただならぬやる気を感じていたティンカップチャリスの取材だ。
4日朝にプラードが同馬の調教に騎乗するとJRAからリリース。米国を代表する名手の声を聞けるとあって、取材陣も奇妙な興奮に包まれた。
「阪神には何度も来ているが、また来ることができてとてもうれしい」
プラードは穏やかな笑みを浮かべつつ、ティンカップチャリスの調教の手応えも「乗りやすく、素晴らしい印象」と語った。知日家で知られる名手は日本馬についても言及した。
「(騎乗予定だった)ベルモントSが出走取消で残念だったが、カジノドライヴが強い馬なのは知っている。僕はJCダートもWSJSのどちらでもいい結果を出したいと思っているよ」と名手も意欲的だった。