ブレイク武豊を待つ!17日にも結論/朝日杯FS
2008年12月16日 06:00 関東勢では東京スポーツ杯2歳S2着のブレイクランアウトに期待が懸かる。デビュー戦の新潟で見せた上がり33秒4の末脚は鮮烈だった。続くいちょうS(4着)では直線で行き場を失って後退、外に出してからあらためて伸びてきた。まだ1勝馬だが潜在能力はG1でも通用する。
戸田師は参戦理由をこう説明した。「もっと競馬を学習させたい。最近2戦がふがいない競馬だけに、ここで間隔を空けてしまうと馬が“競馬って、この程度でいいんだ”と思ってしまう。来年のことを考えたら、ここで使っておいた方がいい」。将来に期待するがゆえの愛のムチだ。
鞍上は引き続き武豊の予定。11月23日の京都競馬で落馬し右腕の尺骨骨幹部を骨折したが、奇跡的なスピードで回復している。戸田師は「有馬には乗れるそうだからその前の朝日杯も大丈夫かもしれない。ギリギリまで回復を待ちたい」と言う。武豊の今週復帰の可否は17日にも決まる。