【天皇賞・秋】“おじさんパワー”で歴史を作った

2009年11月1日 16:28

 “おじさんコンビ”が日本の競馬ファンに勇気を与えた。8歳カンパニーが41歳の横山典に導かれ古馬の頂点に立った。

 横山典は、まず「とんでもない出来だった。スタッフが完ぺきに仕上げてくれた」と絶好の出来に仕上げた陣営に感謝。

 さらに「8歳カンパニーは素晴らしい馬。おじさんパワーを見せることができて、おじさん世代に力を与えたかな」と若々しい笑顔を見せた。

 衰えを知らないカンパニーの凄さは、結果が物語っている。勝ちタイムは昨年の名勝負でウオッカが記録したレコードタイムと同じ1分57秒2。直線では早めに先頭に立って、上がり3Fは32秒9。究極ともいえる32秒台の末脚で他馬を斬り去った。

 「長くコンビを組んでて今年あたりが最後と思っていたので、やっと勝ててよかった。今まで乗ったカンパニーの出来だった」

 改めて相に賛辞を贈った横山典は「9歳でも、10歳でも走るかもしれない」と来年以降の現役を早くも熱望した。

 13回目の挑戦でG1ウィナーの仲間入りを果たしたカンパニー。史上初の8歳馬によるG1制覇というおまけまでついた。90年から20年連続で天皇賞・秋に騎乗し続け、ついにタイトルを手にした横山典。不思議な運命に結ばれた“おじさんコンビ”はトップを走り続ける。

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2009年11月1日のニュース