【天皇賞・秋】ウオッカ角居師「完敗です」

2009年11月1日 17:07

 史上初の牝馬による連覇はならなかった。ウオッカは道中、後方5番手待機。距離を考慮し内ラチ沿いの経済コースを通り、折り合いに専念した。

 最終4コーナーを回ってインへ進入。安田記念の再現をするかのように馬群の中で、追い出しのタイミングを待った。ゴールへの距離を縮めながら武は徐々に手綱に力を込めていく。ついに、エンジン点火!と思った矢先だった。前のマツリダゴッホが伸びを欠いてスピードに乗れない。

 急きょ外に進路転換して、エンジンを再点火。希代の名牝は抜群の反応で先に抜け出した2頭に詰め寄った。鮮やかに抜け出した安田記念の再現を期待した場内の大観衆から大きな歓声を浴びながらゴールへ。

 残り100メートル。2頭をかわす勢いだったウオッカの脚色が止まった。突き抜けられない。カンパニー、スクリーンヒーローと脚色が同じになって3着でフィニッシュ。連覇への夢は消えた。「完敗です」。角居師はレース後に勝ったカンパニーを称えた。

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2009年11月1日のニュース