【大阪杯】ドリジャニ“貫禄”59キロ克服!
2010年4月1日 06:00 「第54回大阪杯」の追い切りが3月31日、栗東、美浦両トレセンで行われた。栗東では昨年のグランプリホース・ドリームジャーニーがCWコース単走でビッシリと追われ抜群の動き。このレースを連覇して春の盾へ、青写真の輪郭がクッキリと見えてきた。
断然の主役、ドリームジャーニーがスキのない仕上がりを見せた。CWコース単走で67秒5~12秒2。ゴール板を過ぎてから左ムチが1発飛び、1角手前までしっかり末を伸ばした。池添の手応えはバッチリだ。
「しまいしっかりと。息遣い、動きともいい。特に息遣いが前走(京都記念3着)よりいいですね」
客観的に見て、相手関係は前走より楽になった。気になるのは重量差。前走から引き続いて、他馬より重い59キロを背負う点がどうかだけだ。その前走について鞍上の分析は悲観するようなものではない。
「折り合いがしっかり付いたし、最後は差を詰めていた。結果が付いてこなかった悔しさはあったけど、内容は良かった」
馬体重は有馬記念1着時と比べてプラス12キロだったが「太くはなかった」との感触だ。余裕残しというより、晩成血統らしく体に幅が出てきたということか。厩舎の番頭格・吉村助手が中間の数字を伝えた。
「前回に続いて、今回も短期放牧から450キロ台で帰ってきました。引き続き440キロ前後で出せると思います。59キロを背負うにあたってはいい方向に働くでしょう」
前走も上がり3F33秒3の時計はメンバー中で最速タイ。割り引く材料はどこにもない。
先週末には有馬記念、京都記念で戦ったブエナビスタがドバイで大健闘。吉村助手は「左回りが大丈夫ならドバイという選択肢もあったんだろうけどね」とつぶやいた。単純な比較ながら、持てる力は世界トップクラス。得意な右回りで戦うために国内専念を選択した以上、もう取りこぼせない。ここから天皇賞・春が既定路線。熱いハートの持ち主、池添はストレートに心境を明かした。
「59キロは楽じゃないけど、去年とは立場が違う。勝って天皇賞へ行きたい」
その言葉の実現へ態勢はきっちり整ったようだ。
