【北九州記念】コーズウェイ好馬体で激走の予感!
2011年8月12日 06:00 【東西ドキュメント・栗東=11日】北九州記念の7歳馬スズカコーズウェイは前2走とも2桁着順。おまけに7カ月の長期休養明け。それでも井上は馬体を見て「あれっ?」と目を見張った。長期ブランク明けに見えない。
橋田師は静かな口調で話す。「初めて長く休ませたのは、原因の分からない歩様の硬さがあったから。それで鹿児島の山下牧場へ。浜辺で潮水の中をバシャバシャといった感じのトレーニング。今はだいぶ硬さがなくなってる」と説明。
2年前のG2京王杯SCを制した馬だがその後の13連敗でG3でもハンデは56キロ。締まったプロポーションだからこそ10日の坂路追いで1F11秒8をマーク。本来の闘志も戻った。「稽古は動く馬にしてもいい動きだった。今回は10キロくらい減ってます」と続ける。前走は490キロで京王杯SCは478キロ。「しまい生かせる展開になってほしい」と。2着や3着なら十分あると思った。