【神戸新聞杯】友道師自信!フレール“負けない”
2011年9月23日 06:00 ターフライターの平松さとし氏がレースのキーマンに直撃する「キーマンの懐へ」は、フレールジャックで神戸新聞杯に臨む友道康夫師(48)に迫った。
――フレールジャックですが夏を越しての成長はいかがでしょう?
友道師 体は20キロくらい増えています。太い感じはないので成長したとみてよいでしょう。
――前走(ラジオNIKKEI賞1着)は最初のコーナーで前の馬が逸走し不利を受けそうに。
不利はうまく回避できました。でも、前で壁にするつもりだった馬がいなくなったので折り合いを欠いてしまいました。
――それでも直線は(福永)騎手がムチを持ち替えている間に抜け出す強さ。
ビュンと伸びる感じではないけど、ジリジリ伸びてきて最後は突き抜けた。強い競馬ぶりでしたね。
――2戦目も掛かったように折り合いが鍵?
そうですね。今回は距離が2400メートルになるし、今後の菊花賞を考えても折り合いは課題です。
――そのために調教では工夫を?
1週前には調教助手が乗り、直前は福永騎手でいずれも併せ馬。調教をみる限り、ムキになることなくリラックスして走ってくれています。
――ディープインパクト産駒はマイラーか、という声も出ていますが。
この馬に関しては母系が強く出ている感じなのである程度、距離はもつと思います。
――ダービーの1、2着馬など、強い相手がそろった。
それは百も承知です。ただ、こちらも無敗で菊花賞へ向かいたいのでどんな相手にも負けたくはありません。