南関組に負けん!笠松から遠征、東川「まず1勝」
2012年6月1日 06:00 【地方競馬です!!】5月28日から31日の浦和競馬で吉田稔騎手(名古屋)が3勝、吉原寛人騎手(金沢)が8勝と、現在南関で期間限定騎乗中の2人の活躍が場内を沸かせている。すっかり南関ファンにもおなじみになった2人に、28日、新たに東川公則騎手(42=笠松・後藤保)が加わった。7月28日まで浦和・野口厩舎所属で期間限定騎乗を行う。
南関で腰を据えて騎乗するのは今回が初めて。11年10月に区切りの地方通算2000勝を達成したことが本格的な遠征を決めるきっかけになった。「南関の重賞レースは映像を見ていたし、馬のレベルも違う。いろんなことを経験してもっと腕を磨きたい」。今年は3歳牝馬マーメイドジャンプとのコンビで東海クイーンC(名古屋)、のじぎく賞(園田)の重賞2賞を挙げるなど絶好調。04年から11年まで、09年を除く7年間で笠松リーディングの座を守り続ける名手が新たな挑戦に臨む。
「まず1勝すること。南関のジョッキーに気持ちで負けたくないし、1つでもいい結果を出して笠松のアピールもしたい」。ミツアキタービンで04年ダイオライト記念(船橋)を制したほか、大井、浦和では既に勝利を経験済み。残す川崎で“南関4場制覇”を狙う。今年も地元のトップを走るけん引役として、関東での活躍を誓った。(秋田 麻由子)