【天皇賞・春1週前追い】フェノーメノ復調 いい頃の雰囲気近し
2014年4月25日 05:30 天皇賞・春(5月4日、京都)の1週前追いが行われ、美浦では連覇を狙うフェノーメノ(牡5=戸田)が軽快な動きを披露した。主戦・蛯名が騎乗してWコースで併せ馬。ラッキーバニラ(7歳障害オープン)を3馬身追走。直線で内に馬体を併せると、馬なりのまま1馬身先着した。時計は6F82秒5、ラスト1F13秒7。
「先週も時計を出して馬がやる気になっているので、あまりやらないようにした。前走(日経賞5着)よりは着実に良化している」と蛯名。復調を感じ取る一方で「昨年と比べると“もう少し”という感じはある」と慎重な口ぶり。
戸田師も「前回より反応がよかった」と評価した上で「全てが理想的だった昨年とは違い、今年はアクシデント(左前けいじん帯炎)による休みを挟んでの挑戦。半信半疑な面はあるが、馬はいい頃の雰囲気に近づいている」と話した。