【フローラS】マジックタイム騎乗の後藤「オークスへ結果残したい」
2014年4月25日 05:30 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、フローラSでマジックタイムに騎乗する後藤騎手を直撃した。
――マジックタイムの最終追い切りにまたがりました。
後藤騎手 中間は放牧に出されていたようですが、牧場との連携も上手にとれていたようで、良い形でバトンタッチしてもらえたと感じる動きでした。
――前走時と比べて成長もしている?
精神的にはイライラした感じがなくなっていたし、肉体的にも増えている感じだけど、決して重め感はない。つまり、心身ともに成長が感じられました。
――前走を振り返ってください。スタートは出るが二の足がつかない感じ。
そうですね。出た後、進んで行かないという感じで後方からの競馬になってしまう。それでも少し出して行く意識でやっているので前走(クイーンC2着)はいくらかついていけました。
――道中は折り合う。
右手前の方が良い馬なので右回りコースだとコーナーで掛かり気味になってしまうけど、左回りだと上手に折り合ってくれます。
――直線で前が壁になった。
それでも上手にさばいてくれました。ただ、最後は詰め寄った後、再び突き放された。前走に関しては相手(フォーエバーモア)が強かったということでしょう。
――それでも自身も伸びてはいた。
勝ち馬に余力があったというだけで、こちらもよく伸びてくれてはいました。悲観する内容ではなかったと思います。
――ブライアンズタイムの肌に父はハーツクライ。距離延長は望むところ?
前半、置いていかれそうになるタイプなので、このくらいの距離でゆったりした流れになってくれた方が良い位置で競馬ができる。そういう意味で距離延長は好材料です。
――あまり後ろからになるより、好位で競馬をしたい?
行きたいところで脚を使える位置にはいたいですね。極端なレースをしてダメージが残るようなことはしたくないのでポジション取りは大事だと考えています。オークスに向けて良い形の競馬をしつつ、結果も残したい。そういう競馬ができるように騎乗するつもりです。