【ジャパンC】スピルバーグ 距離延長OK!歩む王道中の王道
2014年11月26日 05:30 天皇賞・秋に続いてG1連勝を狙うスピルバーグも好調をキープしている。「以前はレース後にガタッと来るタイプだったが、今は続けて使っても大丈夫。強い調教にも、しっかり耐えられる体になった」と大江原助手は愛馬の成長に目を細める。休養を挟みながら昨秋からの5戦で【4・0・1・0】。その全てで上がり3F33秒台をマークと、末脚にも磨きをかけた。
25日は坂路で調整。軽めのキャンターながら、残り1Fはキミノナハセンター(3歳1000万)と併走して息を整えた。「前走の疲れはないし状態はいい」と同助手の口調にも熱がこもる。天皇賞からジャパンCは、かつて藤沢和厩舎の看板馬だったシンボリクリスエス、ゼンノロブロイも歩んだ王道中の王道。「折り合いに問題がないので距離延長は大丈夫。前走のようにビュッと伸びれば」。勝ち方を知る名門厩舎の調整に抜かりはない。