秋華賞も金子ブランド！スポニチはオサムが絶好調だ！

　みなさん、こんばんは。スポニチ競馬Webの中の人です。

　先週は牝馬同士による2つの平地重賞、東京競馬場ではエリザベス女王杯に向けた重要なステップレースである府中牝馬Sが、阪神競馬場ではＧⅠ秋華賞が、それぞれ開催されました。

　府中牝馬Sを制したのは4番人気福永騎乗のシャドウディーヴァでした。レースは前半からペースが流れ5F通過は59.4。例年よりもタフな展開の中、後方で脚をためていた勝ち馬の33秒1の上りが炸裂。先に抜け出したアンドラステをゴール前で見事差し切ってみせました。5歳秋、18度目の重賞挑戦で掴んだタイトルは、成長力に富んだハーツクライ産駒らしさが存分に表現されたシナリオだったように思います。同産駒のリスグラシューは18年のこのレース2着後、エリザベス女王杯を制覇。シャドウディーヴァにも今秋の更なる飛躍に、期待がかかります。

　スポニチ競馬Webでは高木、万里絵がこの難解な牝馬重賞を見事的中！高木は「マジ買う！」「コラム」ともに東京実績を買ってシャドウディーヴァを推す徹底っぷり。10月初週から始まったスポニチ公式YouTubeの競馬企画「スポウマチューブ」で"持ってる男"を体現していましたが、この勢いはまだまだ続きそうです。万里絵も先週開催前の段階で「東西記者ダービー」3位につけるなど好調記者の一人。今週もぜひぜひご期待ください。

　秋華賞は大本命の白毛馬ソダシが10着に沈む中、同じ馬主・金子真人ホールディングス所有のアカイトリノムスメが悲願のGⅠ制覇を達成しました！父ディープインパクト、母アパパネはともに言わずと知れた三冠馬。その娘の秋華賞制覇で、華麗なる金子ブランドに新しい1ページが加わりました。前週には同馬主のマカヒキが京都大賞典で5年4か月ぶりの国内勝利を挙げたばかり。産駒の活躍は驚異的と言わざるを得ません。今週も富士Sにダービー馬ワグネリアンがスタンバイ。一昨年のジャパンC以降馬券に絡むことが出来ていませんが、華麗なる復活劇が今週も見られるのか、注目です。

　スポニチ競馬では東京本社・浜田が「断然人気に反旗を翻した以上はアカイトリノムスメを全力買い」と堂々「マジ買う！」し、見事的中！昨期王者は単勝回収率203%で柏原、高木に次ぐランキング3位にまで上昇してきました。先ほど登場の万里絵も「マジ買う！」した17日東京8Rが◎→〇→▲の印通りで決着！こちらもランキング上位の常連らしく単勝回収率187％、複勝回収率117％で4位にまで順位を押し上げてきました。

　印通りと言えば、オサムが16日、阪神8Rで◎→○→▲の3連単で291,500円の大ホームラン！10月9日のコラムで「宝塚記念を最後に「記者的中ダービー」が終了し、完全にモチベーションが下がっていたのだ」と夏の不調を自己分析していましたが、10月から「東西記者ダービー」と名を変えてランキングが復活。すると先々週の3連複25万超、先週の3連単29万超と"ガラリ一変"。中の人はよく知っています「乗っているときのオサムは怖い」。今週の菊花賞も要チェックです！

　スポニチ競馬Webは今月も初月無料のキャンペーンを実施中！今月登録すれば年末までスポニチ競馬Webを無料で使える「暴露王」とのコラボキャンペーンも注目です。スポニチ競馬Web内のお知らせにありますリンクから是非、お試しください！

10/16
【オサム】阪神8R 三連単:◎-○-▲ 291,500円
【菱田】新潟10R 粟島特別 三連単:◎-○-△ 97,050円
【万里絵】東京11R 第69回府中牝馬Ｓ 三連単:◎-△-△ 151,700円
マジ買う1日1R推奨予想【菱田】阪神9R 紫菊賞 三連単:◎-○-☆ 1,280円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【高木】東京11R 第69回府中牝馬Ｓ 三連単:◎-△-△ 151,700円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田村】阪神12R 三連単:◎-▲-△ 32,070円 ズバリ！！

10/17
【諸星】阪神4R ２歳新馬 三連単:◎-☆-△ 52,490円
【寺下】阪神4R ２歳新馬 三連単:▲-◎-△ 52,490円
【高木】阪神4R ２歳新馬 三連単:○-◎-△ 52,490円
【新谷】阪神8R 三連単:◎-△-△ 156,960円
【梅崎】新潟9R 三連単:◎-☆-▲ 68,310円
【高木】新潟9R 三連単:◎-△-△ 68,310円
【柏原】東京10R テレビ静岡賞 三連単:◎-○-△ 52,350円
【田村】東京10R テレビ静岡賞 三連単:◎-△-△ 52,350円
マジ買う1日1R推奨予想【田井】東京1R 三連単:◎-○-△ 5,620円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【小林】東京3R 三連単:◎-▲-△ 1,020円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【万里絵】東京8R 三連単:◎-○-▲ 11,750円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【浜田】阪神11R 第26回秋華賞 三連単:◎-☆-▲ 26,410円 ズバリ！！

ルメール1強だ！ファインルージュがラスト1冠

アカイトリノムスメ　最後の１冠譲れない

ステラリア　秋に花咲かす

エイシンヒテン 　あっ“逃”驚く波乱演出

サルファーコスモスで一発狙い

【マジ買う！】府中牝馬S的中の高木　秋華賞はあの馬から

　スポニチ競馬Webで狙いの1頭を紹介する「マジ買う！」。高木は16日の「マジ買う！」で府中牝馬Sのシャドウディーヴァを指名。見事15万越えの3連単も的中し2位までランキングを上げた。16日の「マジ買う！」は秋華賞、⑭ファインルージュに本命を打つ。前走・紫苑Sについては「外々を回りながら、最後まで速いラップを刻み続ける完勝劇」と絶賛。“持ってる男“の重賞ジャックに期待しよう。

【秋華賞】母父クロフネ、阪神二千合う

　さあ、秋華賞。ソダシの１強ムードだが、果たしてどうなるか？本命は（１）スルーセブンシーズ。前走の紫苑Ｓでは最内枠で最後詰まりながらも２着。スムーズなら、もっと際どい勝負になっていただろうか。今年は阪神での秋華賞だが、この馬にとってはプラスになりそう。東京よりも中山や阪神の方がいいタイプ。再び最内枠だが、さばければ面白い存在。母父クロフネはレイパパレやクロノジェネシスと同じで、阪神芝２０００メートルは相性がいい。人気もなく狙ってみたい。

　対抗は（１５）アナザーリリック。前走は古馬混合３勝クラスだったが、力の違いを見せつけた内容。距離延長であのパフォーマンスなら、さらに延びてもやれそうだ。極端な後ろからのレースでは届かない可能性が高いが、道中それなりのポジションで行ければ勝負になる。人気でも（４）ソダシは外せず▲。さすがにかぶり過ぎだとは思うが、実際馬券に絡む確率は高い。２枠４番もこの馬を勝たせるような絶好枠。馬券的には飛んでくれた方がありがたいが、素直に応援はしたい。

　☆は（１６）ミスフィガロ。未勝利を勝つまでに時間がかかったが、１勝クラスも連勝して挑んだ重賞で最後は切れる脚を使って３着。馬が良くなっているのは確実。素質的にも通用可。あとは良血（９）アンドヴァラナウト、大崩れは考えにくい（１０）アールドヴィーヴル、紫苑Ｓ完勝の（１４）ファインルージュ、オークス２桁着順で人気を落としている（２）ステラリアなど。伏兵が多いので手広く買いたい。

　馬券は３連単２頭軸マルチで（１）―（１５）―（２）（３）（４）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１６）、（１）―（４）―（２）（３）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１６）、（１）―（１６）―（２）（３）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）、（４）―（１５）―（１）（２）（３）（５）（７）（８）（９）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１６）を各２００円の５万８８００円勝負。よろしくちゃーん！

夏3勝クラスV＆道悪巧者　アナザーリリックで勝負

飛んでこい！二千合うのはアカイトリノムスメ　樫からの直行組Ｖ３、母アパパネも優勝馬

秋華賞の枠順が確定！

　京都競馬場の改修工事により阪神内回り2000メートルが舞台。白毛の桜花賞馬ソダシは2枠4番から最後の一冠を狙う。初の黒星となったオークスでは序盤にスムーズさを欠き、レースを通して他馬のプレッシャーが響いた形に。それでも秋初戦の札幌記念では歴戦の古馬を相手に早め先頭から堂々とねじ伏せる完勝。改めて桜花賞馬の力を見せつけた。阪神内回りは合いそうな舞台設定で、白毛馬初のクラシックホースがさらなる勲章を手に入れる。

　ソダシが敗れたオークスで初のＧⅠ制覇を飾ったユーバーレーベンは6枠11番から。前哨戦を使わず、近3年の勝ち馬が出ているオークスからの直行ローテを選択。手塚師は「阪神内回りが合うイメージはない」と控えめだが、地力は十分備わっている。7枠14番に入ったファインルージュは近年の注目トライアルである紫苑Sを快勝し、ここに駒を進めた。フェアリーSもあわせ中山重賞は2戦2勝。阪神内回りの適性は高そうだ。ローズSを差し切り勝ちしたアンドヴァラナウトは5枠9番から最後の一冠へ。勝ち鞍はいずれも直線が長いコースだけに舞台設定に不安はあるものの、デビューから手綱を取る福永の騎乗にはぜひ注目したい。

　中の人の注目は1枠1番のスルーセブンシーズ。紫苑Sでも注目したが、最内で包まれて完全に脚を余した印象。それでも2着に入ったという能力は侮れない。小回りの消耗戦は間違いなくプラスで、重馬場でも勝ち鞍があるだけに雨の影響も全く問題ない。

【秋華賞】ソダシ満点！体締まって前走より1段アップ

【秋華賞】 日本の伝統　アカイトリノムスメ＆ミスフィガロ

　エリザベス女王杯が3歳限定の牝馬3冠目として行われていた時代には、G1（級）勝ち馬の娘、あるいは妹という単純明快な良血馬が周期的に勝利を収め、しばしば波乱を呼んでいた。血統的付加価値のみで母としての未来が約束されているエリート牝馬は、競走馬としての功を急ぐ必要がなく、結果的に素質の開花が3歳秋にずれ込むケースが多い…。これが駆け出しのころにたどりついた仮説。当時とは育成技術も血統も格段に進歩を遂げた現在、血統情報の一般化も相まって穴狙いのセオリーとしては効力を失いつつあるのだが、マクロ的な良血優勢の基本線は変わっていない。

　過去10年の秋華賞馬を見ても11年アヴェンチュラ（08年オークス馬トールポピーの全妹）、12年ジェンティルドンナ（母ドナブリーニが英G1チェヴァリーパークS勝ち馬）、16年ヴィブロス（13、14年ヴィクトリアマイル勝ち馬ヴィルシーナの全妹）、18年アーモンドアイ（母フサイチパンドラが06年エリザベス女王杯勝ち馬）、19年クロノジェネシス（同年ヴィクトリアマイル勝ち馬ノームコアの半妹）と、5頭までをG1馬の娘か妹が占めているのである。

　アカイトリノムスメは10年に牝馬3冠を達成したアパパネの娘で、ミスフィガロは18年ダービー馬ワグネリアンの全妹。今年の出走ラインをクリアした馬では、この2頭が前記の“伝統”に合致する。　（サラブレッド血統センター）