寺下◎ペプチドナイル　難解フェブラリーＳで万馬券的中！

　先週の中央競馬はGⅠフェブラリーＳを含めて４つの重賞が行われました。

　京都牝馬ＳとダイヤモンドＳの二鞍が行われた土曜日。京都牝馬Ｓは最後の直線で、良血馬ソーダズリングと短距離界の強豪ナムラクレアによる壮絶な追い比べ。ただ、ソーダズリングの鞍上・武豊が役者ぶりを発揮し、最後はクビ差先着。デビューから38年連続となる重賞勝利を決め、ソーダズリングに初の重賞タイトルをもたらしました。

　芝3400メートルで行われたマラソンレース・ダイヤモンドＳ。こちらも京都牝馬Ｓ同様に最後の直線では、テーオーロイヤルとサリエラによる火の出るような追い比べとなりました。最後は２年ぶりの参戦となったテーオーロイヤルが抜け出して、このレース２度目となる勝利を手にしました。

　日曜に小倉で行われた小倉大賞典は、素質馬エピファニーが重賞初Ｖ！早くからポテンシャルを示し続けてきた馬がいよいよ本格化の時を告げ、春のＧⅠ戦線にもつながるような貴重な1勝を挙げました。

　24年最初のGⅠ、フェブラリーＳ。レモンポップ、ウシュバテソーロの不在もあって難解さが際立つメンバーでしたが、やはり終わってみれば３連単は100万馬券！１１番人気の伏兵ペプチドナイルが重賞初制覇をGⅠの舞台で成し遂げました。

　スポニチでは寺下がコラム推奨のワイドを見事に的中！過去このレースで穴をあけたコパノリッキーやケイティブレイブの傾向から、「距離短縮の大型馬◎ペプチドナイルの穴狙い」と堂々宣言していました。見事に、◎ペプチドナイルからセキフウに流したワイドが万馬券を記録！波乱となった一戦で存在感を見せてくれました！

　今週からは舞台が中山、阪神、小倉の３場となる中央競馬。重賞はGⅡ中山記念、GⅢ阪急杯と見逃せない一戦がスタンバイしています。フェブラリーＳを的中し勢いに乗る寺下をはじめ、スポニチ各記者の印をレース前日にご覧いただくことが出来るスポニチ競馬Ｗｅｂは、クレカ決済、キャリア決済をご利用いただくことで初月無料となります。

　最大3か月無料になる「暴露王」とのコラボキャンペーンも必見ですので、それぞれスポニチ競馬Ｗｅｂの「お知らせ」にて詳細をご確認ください。

2/17　高額的中＆「マジ買う！」的中
【浜田】小倉12R 三連単:◎-△-△ 73,300円
マジ買う1日1R推奨予想【小林】小倉8R 三連単:◎-▲-△ 16,540円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【柏原】京都12R 三連単:◎-☆-△ 27,680円 ズバリ！！

2/18　高額的中＆「マジ買う！」的中
【能力ID】京都9R 天ケ瀬特別 三連単:◎-△-○ 93,060円
【田村】東京9R ヒヤシンスＳ 三連単:▲-◎-△ 57,060円
【鳥谷越】京都11R 大和Ｓ 三連単:○-◎-△ 107,340円
【諸星】京都11R 大和Ｓ 三連単:○-◎-☆ 107,340円
【菱田】京都11R 大和Ｓ 三連単:▲-◎-△ 107,340円
【面来】京都11R 大和Ｓ 三連単:◎-△-▲ 107,340円
【AI記者】京都11R 大和Ｓ 三連単:○-◎-△ 107,340円
【寺下】東京11R フェブラリーS 推奨ワイド◎-△ 11,050円
【新谷】小倉12R 三連単:○-◎-△ 273,660円
マジ買う1日1R推奨予想【坂田】東京10R コパノリッキーＣ 三連単:◎-△-○ 3,720円 ズバリ！！

【動画】ペプチドナイル、フェブラリーS制覇から一夜明けリラックス

動画もどうぞ。
フェブラリーＳ一夜明け。#ペプチドナイル pic.twitter.com/q3SwTrl0Gs

— スポニチ競馬Web???? (@sponichikeiba) February 19, 2024

【フェブラリーS】堅実さ魅力！メンバー最小キャリアも“ツキ”がある

ペプチドナイル距離合いそう

オメガギネス仕上がり万全

タガノビューティー絶好舞台

芝＆砂の二刀流！ガイアフォースの力

キングズソード仕上がり抜群

主役キングズソードで決まり

ペプチドナイル穴狙いで勝負

千六が合うドゥラエレーデ

【動画】ドンフランキー　穏やかな表情で東京競馬場に到着

東京競馬場に着いたドンフランキー、すごく優しい顔してて惚れた
怖がりなぐらいでとても大人しい馬だそうです。でも引き馬では彼は普通に歩いてるだけなのにパワーがえぐくて持っていかれちゃう、のだとか#フェブラリーS pic.twitter.com/Eo4liGkEJo

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) February 17, 2024

【動画】ガイアフォース　軽快なステップ披露

遠ざかっていくガイアフォースが可愛かったので#フェブラリーS pic.twitter.com/RqF6w1qDHa

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) February 17, 2024

【動画】キングズソード　馬体に輝き

キングズソードのお尻、輝いてる#フェブラリーS pic.twitter.com/6x6U7e5iwW

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) February 17, 2024

【動画】ドゥラエレーデ　東京競馬場に到着

二刀流ドゥラエレーデ
東京競馬場に到着#フェブラリーS pic.twitter.com/muSTFzDrIz

— 田井秀一（スポニチ競馬記者） (@sponichi_baTAI) February 17, 2024

【フェブラリーS】渋〜いメンバーもおいしい配当期待　東京＆マイル初も問題なし

　さあフェブラリーＳ！いよいよ今年もＧ１が始まります！レモンポップ、ウシュバテソーロなど出走したら１番人気になりそうな馬が不在も、かなり渋いメンバーで馬券も面白そうだ。

　本命は（１１）キングズソード。東京大賞典は不発（５着）に終わるも、勝ったウシュバテソーロ以外は前残りの展開。人気を落とすなら狙いたい。東京もマイルも初になるが、距離は血統的に問題ない。東京も極端な馬ではないので問題なさそう。ハイペースになりそうなのは速い上がりを使えるこの馬にとってプラス。

　対抗は（１６）アルファマム。まず、出走できたのが大きい。そして大外枠に入ったのも好材料。根岸Ｓ（８着）はスローペースで、この馬にとっては仕方ない結果。それでも上がりは最速。ハイペースになれば、末脚はメンバー最速レベル。霜月Ｓで２着に退けたレッドヴェイロンが、好メンバーだった続くバレンタインＳを差し切り勝ち。この人気なら狙う価値あり。

　３番手に（１３）レッドルゼル。昨年の２着馬で、勝ったレモンポップがいないなら当然上位争い。フェブラリーＳはリピーターが多く、枠も絶好。８歳馬だが、武蔵野Ｓ（３着）を見れば、まだ走れる。他では（３）ミックファイア。デビューから７連勝した大井の馬。東京大賞典は中央の古馬に完敗（８着）したが、出来がイマイチで実際、僕も買わなかった。今回は前走以上の出来。見限るのは早い。他では、根岸Ｓ（１３着）は超スローで出遅れた（１０）タガノビューティー。乗り替わりは気になるが、チャンピオンズＣ２着の（１４）ウィルソンテソーロは外せない。

　馬券は３連単フォーメーションで（１１）（１３）（１６）―（３）（１１）（１３）（１６）―（３）（４）（５）（８）（９）（１０）（１１）（１３）（１４）（１６）、（１１）（１３）（１６）―（４）（５）（８）（９）（１０）（１４）―（３）（１１）（１３）（１６）を各４００円の計５万４００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。

【フェブラリーS】馬体、調教、外枠　3つの根拠から導く◎

イグナイターに園田の夢を乗せて

フェブラリーSの枠順が確定！

　チャンピオンズＣ、東京大賞典と近2走のＧ１で連続２着、ウィルソンテソーロは7枠14番に入った。壁を阻んだライバル不在の今回は、初戴冠の好機到来と言えそうで、小手川師は「ようやくダート馬らしい筋肉がついてきた。メンタル的にも強くなった。自分のやるべきことが分かる馬で、先週から目つきが変わってきている」と好感触をアピールしている。

　2枠4番ドゥラエレーデはウィルソンテソーロ同様にチャンピオンズＣ、東京大賞典で善戦。いずれも３着と堅実な実力を示している。昨年のＪＢＣクラシック覇者・キングズソードは6枠11番。連勝が止まった前走の東京大賞典こそ5着も、鞍上の岩田望は「前進気勢が強いので距離はいいと思う」と2F短縮を歓迎している。

　ダート初挑戦組には2頭の重賞ウィナーの名前がある。昨年のNHKマイルCを制したシャンパンカラーは1枠2番、3歳時にセントライト記念を勝利しているガイアフォースは4枠7番から、楽しみな一戦を迎える。

　中の人注目、繰り上げ出走が叶ったオメガギネスは3枠5番に入った。前走の東海Sは2着と、重賞初制覇とはならなかったものの、デビューから連対を外していない安定感は古馬重賞でも健在だった。コンビを組むルメールも、「ビッグチャンス」と素質を高く評価している。

【フェブラリーS】満点ウィルソンテソーロの1強

【フェブラリーS】ドゥラエレーデ立て直した効果絶大

【動画】フェブラリーS 　開門直後の坂路で追い切られたカラテ

開門直後の坂路で追い切られた#カラテ が引き揚げてきました。#フェブラリーS で
18年11月以来のダート戦。

休み明けを叩いて条件替わり。
ガラリ一変があるでしょうか。#東京 #競馬 #JRA #スポニチ pic.twitter.com/HawIxfhfmo

— スポニチ競馬Web???? (@sponichikeiba) February 14, 2024

【フェブラリーS】「立ち写真の迫力では群を抜いている」　田井が絶賛する馬体の持ち主は？

　スポニチの田井が12日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。18日のGⅠフェブラリーＳ出走馬の中から、好走期待馬を3頭ピックアップ。JBCクラシック覇者キングズソードを1番手に挙げた。

　田井は「立ち写真の迫力では群を抜いている」と、キングズソードに対する最大級の賛辞から解説をスタート。ポイントに挙げた“エンジンの排気量”は「横の比較で断然」と述べ、「支える前腕も鉄板のような筋肉が張り付いている」とし、体つきは申し分ないと主張した。「毛ヅヤは冬場としては抜群」「四肢に怖いくらいに血管が浮いている」と状態面の充実ぶりにも太鼓判を押した。

　どっしりとした立ち姿から、「マイルがベストではないか」と適性にも言及。スタートダッシュでは短距離馬に敵わない可能性を指摘しつつも、「容易に巻き返せるだけのエンジンと、それを存分に活用できる骨格を持っている」と意に介した様子はなかった。田井の最終的な予想は金曜日の18時30分ごろにスポニチ競馬Webにて先行公開される。

【フェブラリーS】イグナイター　最も信頼性高いゴールドアリュールの血

　次週のサウジCに向かった昨年の覇者レモンポップを含め、過去4年連続で外国産馬が優勝しているフェブラリーSは現在、国内G1で最も輸入血統への依存度が高いレースとなっている。その最大の要因は、没後7年の種牡馬ゴールドアリュールが世代交代の過渡期を迎えていることにある。

　03年の優勝馬であるゴールドアリュールは、10年にレース史上初の父子制覇を果たしたエスポワールシチーを皮切りに、14＆15年連覇のコパノリッキー、17年のゴールドドリームと、延べ4頭の優勝馬を出した。自身の現役生活がちょうど東京競馬場改修の時期と重なっていたため、実は競走馬としてダート1600メートルを一度も走っていない（03年フェブラリーSは中山ダート1800メートルで施行）のだが、種牡馬としてのコース実績は他の追随を許さない。在外、輸入血統を含め、最も信頼性の高い“フェブラリーS血統”なのである。

　兵庫から参戦のイグナイターは前記エスポワールシチーの産駒。地方競馬では全国各地で重賞勝ち馬を量産しているこの父だが、産駒のフェブラリーS出走は本馬が初めてとなる。今年は大駒をそろえたキタサンブラック、ドゥラメンテともども、内国産ダート血統の復権ムード。くしくもレース当日はゴールドアリュールの命日でもある。“父系3代制覇”の一発ツモがあるかもしれない。　（サラブレッド血統センター）