2025年03月09日 中山11R 第62回ディープインパクト記念
3歳OP 指定 国際 馬齢 芝・2000m
皐月賞トライアル(1着から3着馬に皐月賞の優先出走権)

<2024年>弥生賞を制したコスモキュランダ。鞍上のデムーロはガッツポーズ(撮影・郡司 修)

いよいよ春本番。本格的にクラシックTRが始まる。9日の中山メインは「弥生賞ディープインパクト記念」(芝2000メートル)。上位3頭に皐月賞(4月20日、中山)の優先出走権が与えられる。
実績上位のミュージアムマイルが断然の主役だ。新馬戦こそ3着に敗れたが、続く未勝利戦を好時計V。黄菊賞では2着に3馬身差をつける楽勝劇だった。前走の朝日杯FSでは馬場の荒れた内からしぶとく伸びて2着を確保。世代上位の力を証明した。久々の実戦にはなるが、抜かりのない調整で仕上がり万全。操縦性にたけるタイプで、小回り2000メートルは最適舞台。重賞初Vの条件は整った。
関東馬ヴィンセンシオも主役候補の一頭だ。祖母は05年の日米オークス馬シーザリオで、近親に14年ジャパンC勝ち馬エピファネイア、15年朝日杯FSを制したリオンディーズ、19年皐月賞馬サートゥルナーリアがいる血統。新馬戦、葉牡丹賞を連勝と、ここまで良血に恥じぬ走りを披露している。冬場を休養に充てたことで心身が充実。思惑通りの成長を遂げており、さらにパフォーマンスを上げてきそうだ。
同じく無敗連勝中のナグルファルも侮れない。前走エリカ賞の圧勝ぶりを見ると、この馬も能力は相当。あっさり3連勝してもおかしくない。他にも若駒S快勝ジュタなど素質馬が集まり、皐月賞に直結確実な好カードだ。

過去10年で傾向を探る。
☆前走クラス G1組【2・6・8・6】の好走率が高い。G3組が最多4勝、1勝クラス組は3勝。新馬組【0・1・0・6】、オープン(リステッド含む)組【1・0・1・7】は狙いづらい。
☆脚質 4角2番手以内が6勝、同5番手以内が9勝。同10番手以下は【0・1・0・13】で位置を取れない馬は厳しい。
☆人気 1番人気は【2・4・1・3】、2番人気は【3・2・1・4】、3番人気は【2・1・2・5】と上位人気が強い。9番人気以下の連対は一度もなく、波乱は起きにくい。
結論 ◎ミュージアムマイル ○クラウディアイ ▲ファウストラーゼン
WEB新聞
確定版
このレースのニュース
このレースのコラム
-
-
西の大砲候補ナグルファル 有料限定
-
西の大砲候補ナグルファル【買い目あり】 有料限定
-
-
ヴィンセンシオ軽快 有料限定
-
【弥生賞】本来の逃げスタイルで激走期待 有料限定
-
-
ジュタ舞台の経験強み 有料限定
-
アスクシュタイン一発快逃 有料限定
-
ジュタ筋肉増量で成長 有料限定