2025年11月08日 東京11R 第61回京王杯2歳S
2歳OP 指定 国際 馬齢 芝・1400m
2歳GⅠや来年のクラシック路線への登竜門
<2024年・京王杯2歳S>京王杯2歳Sを制したパンジャタワー(撮影・郡司 修)
「第61回京王杯2歳S」(芝1400メートル)は8日、東京競馬場でゲートイン。暮れの世代限定G1を見据えて精鋭たちがエントリーした。
中心となるのはレッドスティンガー。父は16、17年スプリンターズSを連覇したレッドファルクス。17年には同舞台の京王杯スプリングCも制している。偉大な父から非凡なスピードを受け継いだスティンガーは逃げて良し、差して良しとレースセンスの高さが光る。中間はほどよい気合い乗りを見せていて仕上がりも上々。重賞初Vへチャンス到来だ。
相手筆頭は鋭い決め手を持つダイヤモンドノット。2走前の未勝利戦勝ちの内容が秀逸。先団インで脚をためると、前が空いた直線で鋭く加速。あっという間に後続を3馬身突き放した。7Fに舵を切った直近2戦はいずれも上がり3F最速をマークしているように距離は絶好。直線の長い東京なら持ち味をさらに生かせるはずだ。デビュー戦を好位から押し切ったシュペルリング、同舞台の前走未勝利戦を16番人気で制したフェーダーローターも怖い存在だ。
