コントラチェック いかにリラックスして走れるか
2020年10月9日 15:45◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。
オオシマサフィール(土曜3R)は前回が案外でした。もっとやれていい馬ですし、1400メートルに戻るのはいいと思うので、変わってほしいですね。
セラフィナイト(土曜5R)は調教で乗りましたが、悪くないです。乗りやすく気性も問題なさそうですし、相手次第では初戦からいい競馬ができそうです。
ミアマンテ(土曜9R)はもっとやれていい馬だと思いますが、最近脚を使えません…。距離を延して変わってくれるかです。
アイスマン(日曜2R)は期待している馬ですし、距離が延びるのも良いですね。楽しみにしています。
コントラチェック(日曜11R)は理想はハナですけど、逃げなくても道中いかにリラックスして走れるかどうか。最近は一息ですけど、能力はある馬なので、うまくエスコートしたいと思っています。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
1Rリュウノハイジ ☆☆
前走は出遅れて後方からの競馬になったが、渋太く差を詰め6着。半兄ヒラボクワイルドはダートのオープン馬。血統からダート替りは歓迎で、上位食い込みも可能か。前走は距離が長かったショベルヘッド、血統から短距離は合うタマダイヤモンド、前走の末脚が目立っていたオリヴィアンが上位候補か。
3Rオオシマサフィール ☆☆
前走は8着だったが、マイルは現状では少し長かった印象。叩いた上積みが見込め、実績ある1400メートルに戻れば食い込みがあっても。前走は出遅れが響いたサンミラー、立て直して好仕上がりのカモミールティー、初戦でいいスピードを見せたカラパタールが上位候補か。
5Rセラフィナイト ☆☆☆
入念に乗り込まれ、1週前には上々の時計をマーク。素質は高く、丸山騎手の感触も悪くない様子。初戦から上位争いを期待。調教量豊富なスノーハレーション、古馬相手に上々の動きを見せているナンノコレシキ、仕上がりの良さが目立つバジェナートが強敵か。
8Rレディードリー ☆☆
脚の使い所が難しいタイプだが、過去に現級でも好走歴あり。立ち回りひとつで食い込みがあっても。前走楽勝で地力を付けているオパールシャルム、渋太さがあるシュルルヴァン、調教の動きが目立つシーシーサザンが上位候補か。
9Rミアマンテ ☆☆
気性的な問題か近走が大敗続きだが、新馬戦、ベゴニア賞と連勝した素質馬。チークP着用で能力全開となれば変わる可能性も。自己条件なら能力上位のショウナンハレルヤ、好仕上がりのエトワール、2戦2勝でまだ底を見せていないトラストワージーが上位候補か。
10Rヴァイトブリック ☆☆☆
3走前に丸山騎手が騎乗して3着があるが、今回はその時と同じ東京ダート1600メートル。休み明けも苦にしない気性で、上位食い込みは十分可能。レパードSの3着馬ブランクチェック、末脚堅実なトラストロン、好仕上がりのオメガレインボーが強敵か。
日曜日
2Rアイスマン ☆☆☆☆
前走は直線で進路を外に切り替えるロスがあったが、それでもゴール前では目立つ末脚を使い2着。少しでも距離が延びるのは好材料で、今回も上位争い必至。前走ダートで変わり身を見せたトーセンアルル、2戦目で慣れが見込めるサノノバーディ、距離短縮で変わり身を狙うエバーサニーハートが強敵か。
7Rエンジェルサークル ☆☆☆
前走のスイートピーS7着時は、馬体が大幅に減り参考外。立て直して調教の動きは良く、1勝クラスなら初の古馬相手でも上位食い込み可能。前走の末脚が目立っていたラグビーボーイ、相手なりに走るディアセオリー、好仕上がりで素質も高いゴルトベルクが強敵か。
10Rアードラー ☆☆
展開に左右される脚質ではあるが、毎回末脚は堅実。直線の長いコースは合っており、末脚の生きる流れになれば食い込みがあっても。前走交流重賞で2着のメイショウテンスイ、1400メートルは合うレシプロケイト、仕上がりの良さが目立つデターミネーションが上位候補か。
11Rコントラチェック ☆
調教の動きは悪くないが、気性的なものか今年は3戦全て二桁着順。マイペースで運べないと…。迫力ある動きを見せ好仕上がりのサリオス、東京巧者のダイワキャグニー、末脚鋭いサンレイポケットが上位候補か。
12Rライオネルカズマ ☆
前走は渋太く粘り2着とメドの立つ内容ではあったが、大型馬の長期休養明けで割り引きは必要。地力でどこまでやれるか…。好仕上がりで前走も惜しい2着だったヴェスターヴァルト、末脚堅実なレッドライデン、東京は相性が良いブーザーが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。