京成杯の枠順が確定!

2021年1月15日 10:30

京成杯の枠順が確定!

 東京の新馬戦で逃げ切りVを決めたグラティアスは3枠3番から初重賞制覇を狙う。半姉にG1馬レシステンシアがいる良血馬。新馬戦は遊びながらの勝利で能力は底知れない。中間も集中力ある走りで好調をアピール。一度競馬を使ったこともあり、今回は控えても競馬はできそうで、ルメール騎手の連続騎乗も大きな魅力だ。

 対照的に、5枠5番のヴァイスメテオールの新馬Vはセンスが光った。2番手で折り合い、追ってからも鋭く加速。頼もしさすら覚えるレース内容で、力は重賞のここでも通用する。血の勢いがあるモーリス産駒からは2枠2番のタイソウが有力。初コースの中山だが、雄大なフットワークながら前に行ける機動力はむしろ好相性だ。東京スポーツ杯2歳Sでは4着と見せ場をつくったプラチナトレジャーは7枠10番、同舞台の前走が圧勝だった良血馬タイムトゥヘヴンは1枠1番に入った。

 中の人注目は、8枠11番のラカン。昨年優勝のクリスタルブラックと同じキズナ産駒で、デビュー以来一貫して2000メートルを使われている。狙いすました一戦で、初重賞制覇へ。

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