オーシャンSの枠順が確定！

　混戦ムード漂う一戦、中心は2枠3番に入ったカレンモエだ。初の重賞挑戦にも関わらず1番人気を背負った前走の京阪杯。2番手でレースを進め、最後もクビ差2着と能力を示した。ロードカナロア×カレンチャンの言わずと知れた超短距離血統の良血馬。5歳を迎え、ここが初の重賞勝利となるか。

　強烈な差し脚が武器のアウィルアウェイは7枠13番に入った。昨秋のスプリンターズSでは勝ったグランアレグリアに次ぐ、上がり3F33秒7の末脚で3着に食い込んだ。スプリント戦での実績は上位。持ち味が生きる展開になれば。その展開のカギを握るのは2枠4番のビアンフェ。スプリンターズSでは折り合いを欠き、逃げたモズスーパーフレアに終始絡んでしまい16着。ただ6FのG1で見せたスピードは魅力に映る。すんなり逃げられるようならば面白い。

　中の人注目は6枠11番のアストラエンブレム。前走は中山芝1200メートルで行われたラピスラズリSを58キロで勝利。ハイペースを上り3F最速で差し切った。今回もハイペースが予想され、前走より2キロ減での出走なら8歳でも見限れない。