中山牝馬Sの枠順が確定！

　前走の初富士Sを勝った5枠9番のドナアトラエンテは【4-4-1-0】とデビューから１度も馬券圏内を外していない。波乱含みの一戦だけにこの堅実さには価値がある。姉ジェンティルドンナと違って晩成型だが、久々のコンビとなる戸崎騎手も「元々素質を感じていた馬」と口にする。ここで初重賞Vへ。

　昨年の覇者フェアリーポルカは4枠7番に入った。昨年52キロから今回は55キロで出走となる点には注意を払いたいが、実績は上位だ。重賞2勝のリアアメリアは1枠2番から始動戦。素質の高さに疑問はないものの今回は中山初参戦となる。ゴール前の急坂を苦にしなければ逆転も十分圏内だろう。名伯楽・藤沢和厩舎が送り出すアルーシャも軽視禁物だ。前走のニューイヤーSでは57キロを背負い牡馬相手に2着。2枠3番から1800メートルを克服できれば。

　中の人注目は、6枠11番のロザムール。今季初戦の中山金杯では逃げて4着好走。1,3着はその後の中山金杯でも1,3着となっており、メンバーレベルは評価できる。同型不在と52キロの斤量は非常に魅力的だ。