スノーハレーション 背中いい馬で動きも良い

2021年4月23日 15:22

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。

スターオブエイジア(土曜5R)は調教の動きは良いので、あとは精神面ですね。テンションが高いところがあるので、落ち着いて臨めるかがカギになります。距離はマイルでも大丈夫です。

スマートセラヴィー(土曜11R)は2走前に乗せてもらいました。いいスピードがありますし、マイルでも距離はもつと思います。自分の競馬をしてどこまで頑張ってくれるかですね。

フェアリーグルーヴ(日曜9R)は少しうるさい面がありますが、前走でメドが立ちましたからね。まともなら今回もいい競馬ができると思っています。

スノーハレーション(日曜11R)は調教で乗りましたが、背中がいい馬で動きも良かったですよ。本当に良くなるのは先だと思いますが、現時点でも頑張ってくれると思っています。権利を取れるように頑張りたいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rカフェリリー ☆☆
 脚元の関係で強い調教ができないが、競馬を使いつつ着順を上げ、前走5着時の渋太さも見所十分。やや低調なメンバー構成でもあり、粘り込みがあっても。ダートは2戦してともに2着のヴァルキリードレス、距離延長は好材料のトロンアゲイン、ダートでもう一押しを狙うララパピヨンドメルが上位候補か。

4Rエンプレスソウル ☆☆
 調教時計は目立たないが、入念に乗り込まれており仕上がりが良好。気性も大人しく、既走馬相手でも差のない競馬ができそう。前走は不利があり不完全燃焼だったアップストリームとスカーレットテイル、末脚堅実なコーストラインが上位候補か。

5Rスターオブエイジア ☆☆☆
 ここまで2戦して4、3着と安定した成績。好位で立ち回れる器用さがあり開幕週の馬場もむしろ歓迎。展開ひとつで上位争い可能。今の未勝利なら力量上位のウインシャーロット、乗り込み十分で東京も合うシテフローラル、前走は相手が悪かったホウオウラフィットが強敵か。

6Rハイスピリッツ ☆
 前走は川崎の交流を勝って賞金加算。中央の1勝クラスでイキナリ通用は…。長くいい脚を使えるアナンシエーション、強敵相手に力を付けてきたキープイットシンポ、前走は躓く不利があったテンウォークライが上位候補か。

7Rディナミーデン ☆☆
 近走成績は一息だが、今回と同じ東京ダート1400メートルで現級2着が2回。休み明けになるが太目感もなく、今回のメンバー構成なら上位食い込みがあっても。マイペースなら渋太いリュウグウハヤブサ、東京替わりは好材料のポップアップスター、前走は太目残りが応えたベルウッドヨウサンが上位候補か。

9Rシャワークライム ☆
 前走は相手関係に恵まれ、揉まれない競馬で1着と好走。今回は昇級で相手が強化され1400メートルも初めて。クラス慣れが必要か。先行力があるキタイ、前走初めての1400メートルで2着と好走したグレイテスト、末脚堅実なムーンライトが上位候補か。

10Rボーダーオブライフ ☆
 現級では馬券圏内がなく近走成績も一息。53キロの軽ハンデで少しでも前進があればいいが…。高いレベルで安定しているトーセンリスト、好仕上がりのセルフィー、東京替わりは好材料のエイムアンドエンドが上位候補か。

11Rスマートセラヴィー ☆☆☆
 2走前に丸山騎手が騎乗して3着。前走の根岸Sでは先行馬に厳しい展開で16着と大きく敗れたが、マイペースなら巻き返し可能。充実著しいメモリーコウ、前走は不利があったブルベアイリーデ、東京は相性が良いタガノビューティーが強敵か。

12Rオレノマニラ ☆
 直線では差を詰めるが、もうワンパンチ欲しい競馬続き。現状では展開の助けがないと…。前走短距離で変わり身を見せたサトノワールド、マイペースなら渋太いポンペイワーム、好仕上がりのレッチェバロックが上位候補か。

日曜日
8Rアイワナビリーヴ ☆☆
 前走は14着に敗れたが、格上挑戦に加え道悪で参考外。過去に現級で2着2回3着1回の実績があり、自己条件の良馬場なら上位食い込みがあっても。前走は勝ちに等しい内容で3着だったカフェサンドリヨン、東京は比較的相性がいいチアチアクラシカ、気性面の成長が窺えるレッドラルジュが上位候補か。

9Rフェアリーグルーヴ ☆☆☆
 前走はタイム差なしの3着とクラス2戦目でメドが立った。東京開催を目標に仕上がりも良く、今回は牡馬相手になるが再度上位争い可能。末脚堅実なミトロジー、折り合い面から距離短縮は好材料のクロワドフェール、良血馬で素質開花した印象のダイワクンナナが強敵か。

10Rフォルツァエフ ☆
 過去に現級でも3着があるが、近走成績が一息。叩いた効果で少しでも前進があればいいが…。前走上々の渋太さを見せたエアコンヴィーナ、末脚堅実なエピックアン、相手なりに走るガンケンが上位候補か。

11Rスノーハレーション ☆☆
 3、4着馬が次走勝ち上がっているように、メンバーレベルの高かった前走で勝利。兄姉に重賞好走馬がいる良血馬で素質は確か。重賞挑戦でも差のない競馬ができても。前走は道悪が応えたオメガロマンス、東京替わりは好材料のクールキャット、GI3着馬ユーバーレーベンが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム