新潟大賞典の枠順が確定!

2021年5月7日 10:45

新潟大賞典の枠順が確定!

 1枠1番のボッケリーニは兄にラブリーデイがいる素質馬。2走前の中日新聞杯ではそのポテンシャルを発揮して、重賞初制覇を決めた。勢いそのままに前走の小倉大賞典でもハナ差2着。まさに充実期に入った印象だ。成長曲線は一気にGⅠ馬まで上り詰めた兄と重なるだけにここを勝って秋の大舞台に弾みをつけたい。

 素質で引けを取らないのが6枠10番のポタジェ。姉にルージュバックを持つ同馬は4連勝で迎えた前走・金鯱賞で0秒1差3着と好走を見せた。道悪馬場でも堅実に脚を伸ばしており、今の新潟の馬場も問題ない。昨年のこのレースの覇者トーセンスーリヤは3枠4番から連覇をもくろむ。同舞台で行われた前走・福島民報杯は8着に敗れたが、悪天候の中での不良馬場で度外視していい。

 4枠6番のヒュミドールは前走・日経賞で4着。上位馬はいずれもその後の天皇賞・春でも好走しておりこの馬の能力の裏付けにも。初タイトルを虎視眈々と狙っている。ダノンマジェスティは7枠11番から。岸和田Sでポタジェと首差の接戦を演じており、3着とは3馬身以上の差をつけた。能力は確かだ。

 中の人注目は6枠9番サトノエルドール。前走は初ブリンカーが効いて好位から押し切りV。長くいい脚を使う馬で新潟はハマるはず。荒れている馬場を克服できれば面白い。

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