小倉記念の枠順が確定!

2021年8月13日 10:40

 初タイトル奪取に燃えるヴェロックスは7枠8番に入った。3歳時はクラシックで2→3→3着と上位を賑わせてきたが、タイトルとはここまで縁がない。敵は間違いなく自分。調教後「普通に力を出せれば、小倉記念ぐらいじゃ負けられない」と浜中は強気なコメントをしており、ここでの初タイトルに改めて期待したい。

 2枠2番のファルコニアはエプソムC3着と、4着ヴェロックスに先着。4歳&高野厩舎への転厩を機に連勝、飛躍の年を迎えている。機動力があり小倉では昨年のあすなろ賞で勝利。勝ち鞍ある舞台で更なる飛躍を目指す。

 7枠7番のヒュミドールは重賞戦線を賑わせる堅実派。2走前の新潟大賞典は二桁着順となったが、前日輸送により戦闘モードへの切り替えがうまくいかなかった。今回は小倉に滞在、状態は問題ないはずだ。昨年この舞台で重賞初制覇をきめたアールスターは1枠1番から連覇を狙う。前走の七夕賞では馬場に脚をとられたこととキックバックを敗因に挙げた鞍上・長岡。今週の小倉も天候は下り坂で克服は必須となる。

 中の人注目は5枠5番ショウナンバルディ。前々走の鳴尾記念ではその後宝塚記念で2着するユニコーンライオンの2着。前走もそれがフロックではないと示す3着で重賞でも十分勝負になることを証明している。メンバー的にも今回は楽に先手を主張できそうだ。

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