スポニチの田井が13日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。19日に行われるGⅠオークス出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。馬体重とオークスの相関性を指摘し、近年の勝ち馬は450kg台～460kg台であることに着目。好走トレンドから前走・桜花賞4着のスウィープフィートを1頭目に取り上げた。

　桜花賞時の馬体重464kgの同馬に、「均整の取れた馬体」「3歳牝馬としてはキ甲が抜け、完成度はかなり高め」とジャッジを下した田井。「心肺が収納される胸が深く、スタミナ能力も非凡なものがありそう」と推測すると、臀部の成長にも触れ、「ラストスパート能力に磨きがかかっているでしょう」と強調した。

　心肺機能に加え、「四肢は各関節に遊びがあり、柔らかくしなやか」「ストライドが大きく、距離延長、東京コース替わりともに問題なし」と田井。さらに「『折り合って脚を溜める』は、オークスでは必須のアビリティ」と、これまでのレースで教えてきたことが結実すると見て、好走に期待を寄せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Ｗebで金曜日の18時30分ごろに先行公開される。