【ホープフルS】田井、ラヴェニューへの賛辞が止まらず「大物登場、実感」
2025年12月24日 12:00 スポニチの田井が22日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。27日に行われるGⅠホープフルS(中山、芝2000メートル)に出走する各馬の中から、馬体や状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
好走馬は来春クラシックでも活躍するこのレース。田井は「基本的には馬体のスケールを信じていいレース」と断言する。一方で、ここを凡走後、春に活躍したマスカレードボールやハーツコンチェルトらは「胴長で大箱向きのタイプだった」と分析。スケールに加え、機動力が求められる舞台と続け、「荒れた芝を苦にしないパワーも重要」と持論を展開した。
その中で、今年はラヴェニューを1番手に推奨。父はロードカナロア、母は米ダートGⅠを2勝したコンテスティッドというパワー色の強い配合で、「エンジン性能は過去の勝ち馬に引けを取らない」と、そのスケール感を高く評価した。さらに「横並びで明らかにお尻が大きく、質も優秀」「キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋が立体的に存在を主張」「後肢は長くスラッと伸び、末脚比べで同世代に後れを取るイメージは出来ない」と、あらゆる角度から賛辞が止まらなかった。
デビュー戦の勝ち時計1分46秒7は、東京芝1800メートルの新馬戦において、クロワデュノールと並ぶ最速の記録。ポテンシャルは実戦でも証明済みだが、「ド迫力の馬体写真を目の当たりにすると、大物登場の実感がわいてくる」と改めて太鼓判を押した。「前躯が古馬顔負けに充実し、浅胸筋や上腕三頭筋も一流のそれ」「米国由来の母方の血統、500キロ級の雄大な馬格から文句なし」と語り、機動力やパワーの条件クリアも強調。G1タイトル獲得へ、大きな期待を寄せた。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webにてレース前日までに先行公開される。
