スノーグレース 良馬場でやりたい

2021年10月15日 16:00

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

エピックガール(土曜7R)は気持ちの問題だけ。調教でも着けましたが、ブリンカーを着けて悪くない動きをしていましたし、芝も問題ないので変わってほしいですね。

スノーグレース(日曜2R)はそこまで気が悪いという感じではありません。ただ、良馬場でやりたいですね。馬場が悪くなると心配です。

ココロノトウダイ(日曜11R)は1週前に乗りましたが、動きは悪くはありませんでした。ただ休みが長いですし、右回りの方がいい馬ですからね。力は上ですが、どこまでやれるか。ここでいい競馬ができれば次が楽しみになります。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rニシノマンテン ☆
 ここまで5、14着とメドが立っていない現状。距離延長と広い東京替わりでどこまで変わるか…。折り合い面から距離短縮は歓迎のショウナンタイジュ、2着2回があるショウナンアメリア、叩いて動きが良くなったゲンパチプライドが上位候補か。

3Rパルタージュ ☆
 乗り込み量は十分だが、目立った時計は出ていない。使いつつ良くなってからのタイプか。高額馬で馬体も良いエリカヴィータ、好仕上がりで水準以上の動きも見せているカプラローラ、大トビで長くいい脚を使えそうなレッドミラージュが上位候補か。

6Rセレンゲティ ☆
 昇級初戦の前走が10着。クラス2戦目と東京替わりで前進があればいいが…。前走は揉まれて力を出し切れなかったベストシンガー、好仕上がりで距離短縮も歓迎のパラノイド、マイペースなら渋太いサンランシングが上位候補か。

7Rエピックガール ☆☆☆
 近走は二桁着順が続いているが、過去に現級での好走歴は多数。芝に戻してブリンカーも着用した効果で変わる可能性も。控える競馬が板に付いてきてディープリッチ、東京は相性が良いヴルカーノ、休み明けだが成長感じる動きを見せているレフトゥバーズが強敵か。

11Rリアアメリア ☆☆
 重賞2勝、オークスでも4着と好走した実績馬。メンタル面に課題があり近走は大敗続きだが、動きは良くブリンカーが起爆剤となれば変わり身があっても。東京巧者のシャドウディーヴァ、前走は直前の雨と小回りも合わなかったドナアトラエンテ、前走はスタートで躓き流れに乗れなかったデゼルが上位候補か。

12Rネヴァタップアウト ☆☆
 2勝クラスでは10、15着と大敗続きでメドが立っていない現状。リフレッシュ効果と鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。好仕上がりのベルクワイア、末脚堅実なボイラーハウス、東京は相性が良いコモレビキラリが上位候補か。


日曜日
2Rスノーグレース ☆☆
 新馬戦は出遅れて流れに乗れず15着に終わったが、いかにも初戦という内容。3番人気に支持されたように、デビュー前の調教の動きが良く素質は秘めており、馬具工夫の効果と2戦目で変わる可能性も。前走は直線で不利を受けたティーガーデン、前走の末脚が目立っていたレッドリベリウス、素質は確かで叩いた上積みも見込めるマイレッドスターが上位候補か。

4Rモモサン ☆☆
 目立った時計は出ていないが、十分乗り込んでおり力を出せる状態。ダートも合いそうな馬体で、初戦から上位食い込みがあっても。2歳としては抜群の動きを見せているメイリトルラバー、一追い毎に動きが良くなってきたミヤモダイナソー、急ピッチに乗り込み最終追い切りで水準以上の動きを見せたムーディナイルが上位候補か。

5Rゲンパチレオニダス ☆☆
 馬なり中心の調教内容だが、身のこなしが柔らかく、芝の実戦に行って良さそうなタイプ。太目感もなく初戦から差のない競馬ができても。最終追い切りで抜群の動きを披露したキャンディドライヴ、幼いが鋭い動きを見せているペイシャフェリシテ、中間に好時計をマークしているタイニープライドが上位候補か。

6Rカイザーソウル ☆
 中央再転入後は9、14着とメドが立っていない。距離短縮で少しでも前進があればいいが…。ブリンカー着用でもう一押しを狙うサンキューレター、好仕上がりのパノティア、初ダートの前走が楽勝だったギャリエノワールが上位候補か。

8Rマーキュリーセブン ☆
 直線では差を詰めるが、ムラのある成績が示す通り展開に左右される面が残る。ペースが向かないと…。前走は相手が悪かったアリエノール、ユニコーンS5着が光るクリーンスレイト、末脚堅実なクレデンザが上位候補か。

10Rコウソクスピード ☆
 3勝クラスでは3戦して9着が最高着順。もう少しクラス慣れしないと上位争いまでは…。昇級初戦の前走で2着とメドを立てたサンライズラポール、先行力があるスカーレットスカイ、堅実なファイアランスが
上位候補か。

11Rココロノトウダイ ☆☆☆
 骨折による長期休養明けになるが、入念に乗り込まれ動きは上々。前走の中山金杯ではタイム差なしの2着と着実に地力を付けており、オープン特別なら久々でも上位争い可能。復調気配のクラヴァシュドール、直線の長いコースは好材料のサトノエルドール、東京巧者のヤシャマルが強敵か。

12Rチビラーサン ☆☆
 前走は直線で手綱を引く場面があったが、それでも勝ち馬とは0.4秒差。能力全開なら上位食い込みがあっても。好仕上がりで決め手上位のイルーシヴパンサー、東京は相性が良いグレイトオーサー、まだ底らしい底を見せていないモーベットが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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