ジャンシ 距離延長いい方に出るかも
2025年12月19日 17:32◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。
シンデレラガール(土曜4R)はまだ何とも言えませんが、前走のような競馬をして、どこまで頑張ってくれるかですね。
ジャンシ(日曜9R)は今回1400メートルに延びますが、いい方に出るかもしれません。あとは当日の気配が鍵ですね。テンションが上がっていなければ。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
2Rヴィヴァシャス ☆☆
前走は後方からいい脚を使い5着と、昇級初戦を考えると上々の内容。叩いた効果が見込め、展開ひとつで上位食い込みがあっても。前走見せ場十分だったアクアマリーナ、前走は不利があったエイミームーン、前走は出遅れが応えたメルシージュテームが上位候補か。
4Rシンデレラガール ☆☆
前走は距離短縮が功を奏し3着と着順アップ。再度1600メートルなら今回も上位争い可能。前走はロスの多い競馬だったアンディムジーク、センスがいいルナフィオーレ、ブリンカー効果が見込めるライトオブジアースが上位候補か。
5Rクラリティサウンド ☆☆
前走は一瞬脚を使ったが、スローで展開が向かず7着。休み明けになるが仕上がりは良く、最終週の馬場なら上位食い込みがあっても。前走は勝ち馬が強すぎたミエノストロング、前走の末脚は見所十分だったロードメルヴェイユ、太目を叩いて上積み十分のポッドリプルが上位候補か。
7Rシュテルンビルト ☆☆
前走、今回と同じ中京ダート1400メートルで未勝利勝ち。休み明け、昇級初戦と条件は厳しいが、持ち時計的にはヒケを取らず、差のない競馬も可能。距離短縮で一押しを狙うタケルハーロック、大崩れが少ないウォーターパラディ、末脚堅実なパヴィーアが上位候補か。
9Rノアールビーナス ☆☆
前走は昇級初戦で0秒5差4着とメドの立つ内容。1200メートルでも問題なく、最終週で差しが利く馬場なら上位食い込みがあっても。1200メートルは安定しているタマモイカロス、いい決め手を持っているコラルリ-フ、大型馬で叩いた上積み十分のフォーゲルが上位候補か。
11Rペンナヴェローチェ ☆☆☆
勝ち味に遅いが、近4戦全て馬券圏内と安定した成績。中京実績があり、今回も上位争い可能。中京は合うフルオール、先行力があるアルゴナヴィス、重賞でも好走歴があるメイショウズイウンが強敵か。
12Rガンマジーティーピ ☆☆☆
前走は好位から脚を使い0秒1差3着と惜しい競馬。中京は相性が良く、今回も上位争い可能。末脚堅実なエイヘンハールト、中央転入初戦だが芝適性は証明済みのマキシマムドライブ、渋太さが出てきたノボリリアが強敵か。
日曜日
1Rロンバルドシチー ☆
前走は6着も勝ち馬とは1秒6差。立て直した効果で前進があればいいが…。4戦連続馬券圏内のマッドゲイル、渋太さがあるロックバンド、調教の動きがいいナウオアネヴァーが上位候補か。
2Rペロ ☆
1勝クラスでは12戦して掲示板は1回だけ。鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。ブリンカー着用でもう一押しを狙うキャンドルマス、1200メートルに戻るのは好材料のキーガッツ、調教の動きが目立つサンポーニャが上位候補か。
3Rハイタイド ☆
未勝利勝ち後の成績が冴えない。ダート替りで新味が出ればいいが…。先行力があるガラク、安定感が出てきてゼンエスポワール、叩いた上積み十分のヨリノレジェンドが上位候補か。
6Rサク ☆☆
前走は9着だったが、距離が忙しかった印象。3走前に3着があるように、マイルに戻れば上位食い込みも。マイペースなら渋太いクイーンズワーフ、使いつつ調子を上げているマーシーラン、好仕上がりのノクナレアが上位候補か。
8Rハーエクセレンシー ☆☆
安定感に欠けるが、現級での好走歴は多数。叩いた効果と実績ある舞台で変わる可能性も。3戦連続で2着のゴールドブレス、末脚堅実なレベルスルール、距離短縮でもう一押しを狙うラッキーベイが上位候補か。
9Rジャンシ ☆☆
ダート路線変更後は3、1着。距離延長は鍵になるが、前走の勝ちっぷりから昇級でも差のない競馬ができそう。好時計で新馬勝ちしたカタリテ、動き抜群のマイケルバローズ、末脚堅実なマジッククッキーが上位候補か。
10Rショウナンバルドル ☆
2勝クラスではメドが立っていない現状。スタートを決めてどこまで粘れるかだが…。中京で勝ち鞍があるメディテラニアン、粘り強いチェルノボーグ、中京は相性が良いホウオウレイヴンが上位候補か。
11Rサトノフェニックス ☆☆
前走は6着だったが、苦手な脚抜きのいいダートに泣いた印象。オープン特別なら力は上位の存在で、良馬場なら上位食い込みも。距離延長で一押しを狙うスターターン、末脚堅実なバトゥーキ、マイペ-スなら渋太いワイワイレジェンドが上位候補か。
12Rビップジーニー ☆☆
立て直した効果で、前走はいい脚を使い2着。差しの利く最終週の馬場は歓迎で、今回も上位争い可能。叩いた上積み十分のサダメ、好仕上がりのアドマイヤジェイ、力を付けているバンブルビーが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。