アラレタバシル そろそろ決めたい

2025年12月12日 16:56

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

アラレタバシル(土曜10R)は調教の動きは良かったですし、変わらず順調にきています。距離は前走の1600メートルでも今回の1800メートルでも問題ありませんし、そろそろ決めたいですね。

イノキ(日曜3R)は前回と比べて若干硬めですが、悪くない状態です。前走のように溜める形で、どこまで脚を使ってくれるかですね。

レッドシュトラール(日曜9R)は前走は案外でしたが、もっとやれていいと思っています。レースにいって、走る気になるかどうかですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
1Rパラダイスフェイス ☆☆
 前走は渋太く粘り6着と悪くない内容。叩き2戦目で粘りが増せば上位食い込みも。先行力があるインシオン、ダートは安定しているサトノリシャール、末脚堅実なキタノシャカールが上位候補か。

2Rミルミナーヴァ ☆☆
 近走は出遅れが応えているが、ダート1200メートルの持ち時計は上位。発馬が決まれば一変があっても。いい決め手を持っているクインズシャウラ、好仕上がりのヴェントインコーダ、先行力があるデルマエアロールが上位候補か。

4Rシンデレラガール ☆
 ここまで4戦しているが、少頭数立ての4着が最高着順。距離短縮でメドの立つ競馬ができればいいが…。いい決め手があるムスクレスト、マイルで安定しているイージーライダー、前走は窮屈な競馬だったオプティモが上位候補か。

7Rビップチェイス ☆☆
 ムラ駆けだが、2走前に現級2着など通用する下地はある。単騎逃げに持ち込めそうなメンバー構成で、粘り込みがあっても。現級勝ちの実績があるパフュームセント、使いつつ成績が上がってきたロードガレリア、長くいい脚を使えるサンライズガッツが上位候補か。

10Rアラレタバシル ☆☆☆
 ブリンカー着用後は2、3着と完全復調。1800メートルに戻るのは好材料で、今回も上位争い可能。乗り込み十分で好仕上がりのエイカイソウル、中京向きの先行力があるポッドフォルク、前走快勝のショウサンジョージが強敵か。

11Rマイネルケレリウス ☆☆
 近3走メンバー最速の上がりを使い、内容は悪くない。展開に左右される脚質ではあるが、末脚が生きる展開なら、重賞でも上位食い込み可能。本格化したシンハナーダ、2連勝中のファミリータイム、長くいい脚を使えるシェイクユアハートが上位候補か。

12Rジャグアール ☆
 過去に現級でも好走歴はあるが、本質的には小回り向き。坂のある中京では展開の助けが必要。長期休養明けも好仕上がりのミリオンローズ、前走惜しい2着だったワインクーラー、前走は不利があったブルーレースが上位候補か。

日曜日
2Rシュヴァルツシルト ☆☆☆
 前走は前に厳しい展開のなか先行して3着。距離短縮は好材料で、勝機も十分。いいスピードがあるブルーミーティア、末脚堅実なユイノカタリベ、4戦連続で2着のロイヤルスパイアが強敵か。

3Rイノキ ☆☆☆
 前走は後方からいい脚を使い3着。道中溜めが利く1200メートルは合っており、展開ひとつで今回も上位争い可能。先行力があるツーピース、1200メートルは合うシルフズミスチーフ、ブリンカー着用でもう一押しを狙うスカイブルーが強敵か。

4Rワールドブレイヴ ☆
 ここまで3戦しているが、7着が最高着順。初めての芝でどこまで変わるかだが…。渋太く脚を使うノンブルドール、前走見所ある末脚を使ったサトノトリニティ、立て直して調教の動きが良くなったオオツカが上位候補か。

6Rヒルノレーダン ☆☆
 一戦毎にレース振りが良くなり、前走は好位から抜け出し快勝。休み明けでも調教量は十分。やや低調な今回の組み合わせなら、昇級でも差のない競馬ができそう。中京は合うマーゴットレジーナ、いい決め手を持っているテンミラクルスター、自在性があるエンスエーニョが上位候補か。

8Rダイオジェナイト ☆☆
 他力本願で勝ち味に遅いが、過去に現級で2着2回の実績あり。末脚の生きる展開になれば、上位食い込みがあっても。長くいい脚を使えるメイケイレイン、前走は発馬でロスがあったシュレン、前走見所ある末脚を使ったシュレンが上位候補か。

9Rレッドシュトラール ☆
 昇級初戦の前走は12着。時計短縮に課題があり、上位争いまでは…。中京は相性がいいレッドボブ、先行力があるララマルシュドロワ、好仕上がりのノアヴィヴァーチェが上位候補か。

11Rモズナナスター ☆
 3勝クラスではメドが立っていない現状。鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。持ち時計上位のサウスバンク、相手なりに走るエコロマーズ、クラス2戦目となるブラックケリーが上位候補か。

12Rカイトグート ☆
 過去に現級でも好走歴はあるが、近走内容が物足りない。今回も上位争いまでは…。2戦連続で2着のゴールドブレス、先行力があるスナークピカソ、好仕上がりのフォーカルフラワーが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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