京王杯2歳Sの枠順が確定!

2021年11月5日 10:30

 年末の2歳G1、そして来春のクラシックに向けて素質馬14頭が集結した伝統の2歳重賞「第57回京王杯2歳S」。今年の注目は6枠10番のコラリンだ。函館の未勝利戦を好位から抜け出してあっさり勝ち上がると、続く前走・カンナSでは後方から鋭い末脚を繰り出し快勝した。コンビを組むルメールは同レース直近5年で4戦4勝とまさに敵なし。あっさり決まってもなんら不思議はない。

 デビューから無傷の2連勝を飾ったヴィアドロローサは8枠13番に入った。ここまでの2戦は1200メートルも操縦性の高さから距離延長は歓迎。絶好調の横山武を鞍上に迎え、万全の態勢で初めての重賞に挑む。4枠5番のベルウッドブラボーも上位候補。シルバーステートの初年度産駒として注目が集まる。8頭立てで3頭が未勝利馬だった前走から一気に相手が強化されるここが試金石となる。

 中の人注目は7枠11番のラブリイユアアイズ。ロゴタイプの初年度産駒で、デビューからの2連勝はいずれも先行して押し切る父を彷彿とさせる競馬だった。府中は16年安田記念で父がモーリスを破るなど良績を残した舞台。ここも勝ってさらなるビッグレースに駒を進めたい。

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