共同通信杯の枠順が確定!

2022年2月11日 10:30

 クラシックの登竜門として名高い「第56回共同通信杯」。朝日杯FS3着から参戦する8枠11番のダノンスコーピオンが人気の中心か。新馬戦、萩Sと、しぶとい勝負根性で接戦をモノにして連勝。萩Sの2着馬キラーアビリティが後にGⅠホープフルSを制しているだけに、能力は疑いようがない。ここではポテンシャル上位だ。

 メンバー内唯一のJRA重賞勝ちがあるジオグリフは5枠5番に入った。前走の朝日杯FSでは後方から競馬を進め、上がり3F最速タイの脚を繰り出すも5着。実績からも1Fの延長はプラスで、巻き返しに期待できる。ハイレベルだった東スポ2歳S2着のアサヒは2枠2番から。すでに東京1800メートルで3戦していて1勝2着2回と崩れたことがないのは大きな魅力。コンビを組む田辺も「馬体が良くなっているし、精神面もいい意味で成長している」と好感触だ。

 中の人注目は6枠6番のアケルナルスター。前走ホープフルSでは最後方から鋭く伸びて7着。キャリア3戦すべてで上がり3F最速と瞬発力勝負なら台頭してきてもおかしくない。管理する清水英師も「東京は競馬がしやすいはず」と期待をかけている。

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