中山記念の枠順が確定!

2022年2月25日 10:30

 メンバー唯一のGⅠ馬であるダノンザキッドは8枠15番に入った。無敗でGⅠホープフルSを制し、現4歳世代最初の牡馬クラシック皐月賞では1番人気に推された逸材。昨秋のマイルCSでは女傑グランアレグリアに屈したものの、2着のシュネルマイスターとともに世代の存在感を示した。今回は再度の中距離挑戦。思い出の中山で再出発を図る。

 6枠12番のアドマイヤハダルは前走・白富士S2着の価値が高い。勝ち馬ジャックドールを含め同世代で掲示板を独占した。もともと皐月賞4着の実績があり、5着のヨーホーレイクは1月の日経新春杯で勝利するなど、この馬も重賞級の能力は確実だ。休養明けから5着→2着と理想的な上昇曲線を描いて重賞初Vを狙う。

 高橋祥師がラストウィークに送り込むカラテは6枠11番に入った。連覇を狙った前走の東京新聞杯は直線での進路取りに苦労しての3着。消化不良の一戦となった。今回は大きく条件を変え、師の花道を飾る。

 中の人注目パンサラッサは3枠5番から。前走の有馬記念は13着も、グランプリを沸かせた代名詞の大逃げはここでは推し材料。開幕週とペースが上がりにくい中山1800メートルはピッタリの舞台設定で、ここは逃げ切りに期待したい。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム