【浜田・東京本社ワンモアトライ】10日阪神9R 切れないが止まらないダイムの末脚に期待

2022年4月10日 08:00

 忘れな草賞。オークスに直結する重要なステップレース。今年は外枠に並んだ3頭が有力。中でも狙ってみたいのがダイムだ。小倉で未勝利を勝ち、前走フラワーCが重賞初挑戦。スタートで遅れ、後方からの競馬。道中は荒れたインで脚をため、直線は馬群をさばきながらの追い出し。ロスの大きい競馬で、坂の途中で止まりかけたように見えたが、そこからもうひと伸び。4着まで追い上げた。ここまでの3戦は良で3F34秒台、重で同36秒8と地味に最速の上がりをマーク。切れないがバテない末脚が身上。ゆえに発馬を決め、早め先頭で押し切った未勝利戦が理想型だ。

 父が3冠馬オルフェーヴルで、母の父がジャパンCを勝ったシングスピール。ぜひともオークスで見てみたい配合だけに、何とか賞金を加算して駒を進めてほしい。(6)から。

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