ストロングフォース 坂の緩い福島で粘りが増せば
2022年4月22日 16:58◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて10鞍に騎乗します。
ストロングフォース(日曜1R)は前走、前には行けましたが最後バッタリ止まってしまいました…。坂の緩い福島で粘りが増せば…。
ファミリークレスト(日曜2R)は追い切りに乗りました。普通に走れば未勝利ならやれていい馬ですが、気の悪いところがあるので、その辺がどうかですね。
グランパドゥシャ(日曜5R)はうるさい面があり気性の成長が一息なんです。新馬戦で頑張っていたようにスピードはあると思いますが、その辺がレースにいってどうかです。
ネイチャーシップ(日曜10R)はテン乗りになりますが、いい脚を使っていますね。使い詰めで疲れていなければ、今回も頑張ってくれると思っています。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
2Rトニカクビジン ☆
ここまで2戦して9、7着とワンパンチ足りない競馬続き。放牧明けでも動き自体は悪くはないが、展開の助けがないと…。折り合い面から距離短縮は好材料のミスピュアハート、好仕上がりのデフィデリ、前走の末脚が目立っていたインペリアスが上位候補か。
7Rショーンヘイティ ☆☆
かなりメンバーが揃っていた前走は10着と敗れたが、2走前は長く脚を使い4着と好走。入念に乗り込まれ休み明けでも仕上がりは良く、やや低調な今の未勝利なら上位食い込み可能。小回り1800メートルでもう一押しを狙うセキテイオー、3戦連続で2着のシゲルローズマリー、前走は道悪に泣かされたサトノストロングが上位候補か。
11Rサトノダムゼル ☆☆
2走前の府中牝馬Sで0.3秒差、前走も牡馬相手のオープン特別で0.2秒差と年齢的な衰えなし。今の時計のかかる馬場は合っており、休み明けもむしろ好材料。上位食い込みがあっても不思議ではない。復調気配のアブレイズ、前走で重賞制覇したクリノプレミアム、折り合い面に進境が窺えるスライリーが上位候補か。
12Rワンダーカタリナ ☆☆☆
道中折り合いが付けば終いにいい末脚を使えるタイプで、過去に現級で2着2回3着1回の実績。休み明けを苦にしない気性でもあり、やや低調な今回の組み合わせなら上位争い可能。安定感があるタイクーンバゴ、時計のかかる芝は合うメイショウオニテ、減量騎手起用でもう一押しを狙うファタリテが強敵か。
日曜日
1Rストロングフォース ☆☆
前走は10着だったが、課題のスタートを決め前々で運べたレース内容は悪くはない。使いつつ体が絞れてきたのは好材料で、小回りで坂の緩い福島なら前進可能。減量騎手と初ブリンカーでもう一押しを狙うチュウワエース、近走堅実なダノンマジック、長くいい脚を使えるクリノミニスターが上位候補か。
2Rファミリークレスト ☆☆☆
勝ち馬には離されたが、初戦は中団から渋太く脚を使い6着と悪くない内容。調教の動きも良く、牝馬限定戦でやや低調な今回の組み合わせなら上位争い可能。新馬戦2着のメモリーサボアール、小回り替りは好材料のファムスパーブ、好仕上がりのシエルが強敵か。
5Rグランパドゥシャ ☆☆
前走は7着と案外だったが、新馬戦では2着と好走した素質馬。気性がカギになるが、長期休養明けでも仕上がりは良く、今の未勝利ならスピード上位。安定しているニューノーマル、調教の動きが良いイダマンテ、福島実績があるセキテイホノオーが上位候補か。
6Rグランドゴールド ☆☆
もう一押しが課題だが、長くいい脚を使えるタイプ。小回り特有の乱ペースで前崩れになれば、上位食い込みがあっても。近走安定しているコスモフロイデとブローザホーン、前走は鼻出血で力を出し切れなかったテーオートルネードが上位候補か。
7Rメイショウアゴニカ ☆
1勝クラスでは10戦して馬券圏内なし。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。福島は合うサイモンルピナス、中央再転入初戦の前走で通用するスピード示したシーロンシャン、渋太く堅実なプリティインピンクが上位候補か。
10Rネイチャーシップ ☆☆☆
クラス慣れしてきたのか、近走長くいい脚を使い安定した成績。今なら距離延長に不安もなく、展開ひとつで上位争い可能。前走タイム差なしの2着だったウインヴァカンス、小回り長距離は合うマイネルジャッカル、末脚堅実なデルマラッキーガイが強敵か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。
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