オースミメッシーナ 左回りの新潟に替るのはプラス

2022年5月6日 13:30

◎丸山元気騎手のコメント

今週は新潟で土日合わせて8鞍に騎乗します。

ベニッシモ(土曜2R)は中距離でも大丈夫でしたが、まだ体がシッカリしていない分コーナーで加速できないので、その辺がどうかですね。

オースミメッシーナ(日曜1R)は左に行く面があるので、左回りの新潟に替るのはプラスですね。力はありますし、スムーズな競馬ができればチャンスはあると思っています。

アイスマン(日曜12R)はゲートが鍵ですね。終いは脚を使ってくれるので、うまく流れに乗れるかどうかになります。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rベニッシモ ☆☆☆
 5戦して3着4回と今回の組み合わせなら力は上位の存在。前走で距離も克服し、距離が更に100メートル延びても問題なし。今回も上位争い可能。高いレベルで安定しているサバテアール、前走の末脚に見所があったドンシャーク、前走は揉まれて力を出し切れなかったアレマーナが強敵か。 

8Rテイデ ☆☆☆
 デビュー戦で既走馬相手に1番人気に支持されたように、調教の動きが目立っており素質十分。約1年振りになるが、この中間もOP馬を圧倒する動きを見せており、未勝利の身だが1勝クラスでも上位争い可能。現級勝ちの実績があるハリウッドヒルズ、末脚堅実なドラミモン、叩いて粘りが増しそうなウインチェレステが強敵か。

10Rショウナンラスボス ☆☆☆
 一戦毎に着順を上げクラス慣れしてきた印象。平坦の新潟に替るのも好材料で、上位争いは十分可能。前走は出遅れが応えたワンスカイ、先行力があるジュストコル、末脚堅実なディヴィナシオンが強敵か。

11Rジナンボー ☆
 重賞でも好走歴が多数ある実績馬だが、1年以上の休み明けに加えて斤量も58キロ。やや急仕上げの印象もあり、地力でどこまでやれるか…。好仕上がりのルークズネスト、叩いて型通り良化しているウインカーネリアン、単騎逃げなら渋太いベレヌスが上位候補か。

日曜日
1Rオースミメッシーナ ☆☆☆
 一戦毎にレース内容が良くなり、前走は好位から渋太く脚を使い0.1秒差3着。コメントにあるように左回りの方がコーナーリングはスムーズで、今回は更に上位も狙えそう。3戦連続2着のハローメリールー、距離短縮は好材料のダレモトメラレナイ、堅実なキッショウが強敵か。

10Rショウナンバニラ ☆
 末脚一辺倒の脚質で他力本願な面がある。しかも、今回は初めての直線競馬で、うまく追走できるかも疑問。抜群のスタートセンスを持つジャズエチュード、直線競馬の実績があるクルークヴァール、完全復調したトキメキが上位候補か。

11Rトーセングラン ☆
 今回は昇級初戦に加えて、長期休養明けで11ヶ月振りの実戦と厳しい条件。次に繋がる競馬ができれば上出来か。ここにきて力を付けているシュヴァリエローズ、新潟外回りは4戦4勝のアイコンテーラー、非凡な決め手を持っているカイザーバローズが上位候補か。

12Rアイスマン ☆☆
 毎回末脚は堅実なタイプで、2走前には0.2秒差3着がある。課題のスタートが決まれば上位食い込み可能。安定感があるアルマセクメト、好仕上がりのララシャンドン、渋太さがあるルヴァンヴェールが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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