トランセンドパスト 距離を延ばして変わってほしい
2022年6月17日 13:20◎丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。
モリノドリーム(土曜3R)はどちらかというと芝の方が良さそうですが、状態は良いのでどこまでやれるかです。
トランセンドパスト(土曜12R)は具合は良いので、距離を延ばして変わってほしいですね。
ネレイド(日曜7R)も具合は良いですよ。1000メートルがベストですが、1200メートルでも内枠が当たれば楽しみです。
スリーマイトコーズ(日曜12R)はダート1000メートルだとついていけないので、芝でも1200メートルの方がいいですね。あとは気持ちが続くかどうかだと思います。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
3Rモリノドリーム ☆☆
前走は初めてのダート短距離だったが、先行力を見せ5着と適性を示す内容。更に1ハロン距離を短縮して、粘りが増す可能性も。スタートセンス抜群のグラットンラッシー、近走堅実なカルド、前走は外々を回るロスがあったオーブラックが上位候補か。
5Rピスティス ☆
目立つ時計は出ていないが、小柄で仕上りは良く動きも悪くない。初戦から差のない競馬ができそう。古馬相手に先着するなど動き目立つエリカフォンテーヌ、軽快な走りを見せているゴキゲンサン、馬体の良さが目立つハナサキポプラが上位候補か。
6Rダンツターセル ☆☆☆
一追い毎に動きが良くなり、最終追い切りでは古馬相手に先着。ダート短距離向きの馬体でもあり初戦から上位争い可能。乗り込み十分でスタートも速いオマツリオトコ、入念に乗り込まれ好仕上がりのルーチェステラーレ、最終追い切りで及第点に達したベアカワイコチャンが強敵か。
12Rトランセンドパスト ☆
未勝利勝ちの時計や勝ち方は悪くなかったが、1勝クラス昇級後は大敗続き。距離延長でどこまで変わるか…。好仕上がりのチャプリ、ダートでは大崩れがないアウグスト、前走上々の渋太さを見せたメタルゴッドが上位候補か。
日曜日
3Rクリスタルローズ ☆
ここまで6戦しているが約1秒離された6着が最高着順。距離短縮でメドの立つ競馬ができればいいが…。先行力十分のキュートヘスティア、ダート1000メートルで好走歴があるマ-ブルケイケー、減量騎手起用でもう一押しを狙うサバンナチャンスが上位候補か。
5Rサンライズフォルス ☆☆☆
もう一絞りが理想だが、栗東坂路で51秒台をマークするなど素質は秘めている。洋芝向きのパワフルさもあり上位食い込みは十分可能。好馬体のゴコウサス、併せ馬で先着するなど抜群の動きを見せているスプレモフレイバー、一追い毎に動きが良くなってきたミスヨコハマが強敵か。
7Rネレイド ☆☆
前走は直線競馬でも先行できるスピードを見せ、見せ場十分の2着。初の古馬相手になるが、直線に上り坂のない函館なら、斤量差を生かして粘り込みがあっても。末脚堅実なフリートオブフット、前走の末脚に見所があったグラスミヤラビ、一叩きして動きが良くなったスクリーンショットが上位候補か。
10Rサヴァビアン ☆☆
函館ダート1700メートルは2戦2勝と相性抜群。前走で復調を示し、ハンデ戦なら上位食い込みも十分可能。小回りは合うタイセイシェダル、前走は外々を回るロスが応えたシンヨモギネス、堅実なコスモセイリュウが上位候補か。
12Rスリーマイトコーズ ☆☆
初芝で適性は未知だが、2走前に現級で2着があり、1勝クラスでも通用する能力はある。パワータイプだけに、雨で時計のかかる芝になれば食い込みも可能か。末脚堅実なエスオーライアン、安定感が出てきたマイネルチューダ、最終追い切りで好時計をマークしたベストチャームが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。