函館記念の枠順が確定!

2022年7月15日 10:30

 充実ぶりが光る6歳馬スカーフェイスは4枠8番に入った。大阪杯では優勝したポタジェから0秒5差、ジャックドールとはタイム差なしの6着と強豪相手にもいい競馬を見せた。ハーツクライ産駒の代名詞とも言える緩いトモは成長。「以前よりもトモ(後肢)がしっかりして安定した成績を残せるようになった」と橋田師も胸を張る。調教師として史上7人目となる、師のJRA全10場重賞制覇の偉業もかかる。

 前走・目黒記念2着のマイネルウィルトスは3枠5番から。スタートこそやや遅れたが、鞍上の判断で徐々に先団へ。ボッケリーニには屈したもののGⅡ2度目の2着は充実の証、重賞初勝利も目前に迫っている。気になる状態も「歩いているだけでそれと分かる元気の良さ」と万哲が太鼓判。昨年の福島民放杯(新潟開催)のレースぶりからも週末の雨予報は歓迎だ。

 6枠12番のサンレイポケットは、昨年の天皇賞・秋→ジャパンCで連続4着とメンバートップの実績がある。今年に入ってから勝ち切れてはいないものの、やはり力は侮れない。5枠9番のアラタは昨年、4連勝で一気にOP勝利まで駆け上がった。うち2勝の舞台は函館。近2走は馬券に絡めていないが、北海道でリズムをつかみたい。

 中の人注目は7枠13番に入ったギベオン。実績から中京芝2000メートルが最も合う舞台だが、パワフルな脚を使うだけに函館も楽しみ。先手先手の競馬で粘りこみを。

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