関屋記念の枠順が確定!
2022年8月12日 10:30 前走のGⅠ・安田記念で1番人気に支持されたイルーシヴパンサーは1枠1番に入った。5連勝での戴冠を狙ったが結果は8着。ペースに戸惑い流れに乗れなかった一方で、上がり3Fはメンバー最速タイの32秒6と能力は示した格好だ。新コンビとなる岩田望と秋の飛躍を誓う一勝を手に入れる。
5枠8番のダノンザキッドも同じく前走は安田記念に出走。直線を迎える時の手応えは抜群だったが、直線では手前を替えることなく伸びを欠き、勝ち馬から0秒2差の6着に敗れた。ただ昨秋のマイルCS3着のようにマイル戦での実力は現役屈指。そろそろ二つ目の重賞のタイトルが欲しい。
名門エアグルーヴ牝系のスカイグルーヴは5枠7番から。オープンに昇級後2戦は京都牝馬S2着、京王杯スプリングC2着と重賞で着実に実績を積み上げている。3枠4番ザダルの前走エプソムC6着は重馬場に泣いた一戦だった。今回は実績のある新潟へ。今年初戦の京都金杯(中京開催)で見せた末脚も記憶に新しく、侮れない一頭だ。
中の人注目7枠12番のウインカーネリアンは、蹄葉炎から復活しリステッド競走で現在2連勝中。いずれもマイル戦で好位抜け出しと安定した競馬を見せている。勢いに乗ったスクリーンヒーロー産駒は手が付けられないこともしばしばあるだけに、注意を払っておきたい。