キーンランドCの枠順が確定!

2022年8月26日 10:30

 今年連覇を狙うレイハリアは8枠15番に入った。昨年の勝利後は16着、17着と大きな着順が並んだが、復調は前走の函館スプリントS。ハイペースの中、果敢な先行策から4着にまとめてきた。昨年から4キロ増の斤量を背負うなど課題はあるものの、勝てば06年のG3昇格後、初の連覇達成となる。

 成長著しい3歳馬ウインマーベルは3枠5番から重賞連勝を狙う。葵Sを勝って挑む臨戦過程は昨年の覇者レイハリアと同じ。その葵Sは2着馬に2馬身半差をつける快勝、地力の差を見せつける勝利だった。芝6Fでは3着以内を外したことのない安定感が魅力、初の古馬挑戦も楽しみだ。

 同じく3歳馬、前走NHKマイルCからの参戦となるトウシンマカオは8枠16番から。G1には既に2度出走するなど経験豊富なキャリア。「以前のカリカリした面もなく、精神的に大人になったのかも」と成長を実感する陣営のトーンは明るい。1枠1番のヴァトレニは札幌と函館で4戦4勝の洋芝巧者。連勝でクラスを突破し、初の檜舞台には母のチアフルスマイルが06年に制したこのレースを選んできた。前走でスプリント戦にも一発回答、いざ母子制覇を狙う。

 中の人注目は4枠8番のヴェントヴォーチェ。ここ2走は結果が出ずも、3走前の春雷Sはハイパフォーマンス。人気が落ちるならルメール起用の今回で買いたい一頭だ。

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